与那国フィールドノート -465ページ目

オキナワコアオハナムグリ

オキナワコアオハナムグリが、朝露にぬれてセンダングサの葉上に止まっていました。

真冬に見ることは珍しいのですが、一年中活動しています。


ふと、新しい成虫が誕生して活動を始めるのはいつなのだろう、と思いました。

早春から秋遅くまで、季節を追って咲く花にたくさん集まってくるのを見ると、どうもつかみ所のない感じです。


寿命は長いのでしょうか。

体表の光沢が強いのが与那国島亜種の特徴ですが、傷ひとつない体をみていると、長期間活動した個体のように見えません。



ヤワラケガキ

ヤワラケガキは日本国内では与那国島だけに自生しています。(北限)

その名前は、葉や枝に柔らかい毛が密生していることによりますが、芽吹いたばかりの葉では特に目立ちます。

山地部では割と普通に見られ、あちこちで赤味の強い若葉が展開を始めています。


カキならきっと実もなるでしょう。


そう思われるかも知れませんが、ヤワラケガキの実は長さ1.5㎝くらいと小さく、結実する株も少ないのでなかなか見つかりません。


枝先を丹念に目で追っていくと・・・

見つけた、見つけた。

表面にはやっぱり毛が生えています。

今はまだ緑色ですが、熟すと茶褐色に変わります。


実は、僕はまだヤワラケガキの花を見たことがありません。

淡黄白色の小さな花が咲くそうですが、花の季節(不明)はきっと昆虫たちの活動が活発な頃で、そちらに夢中になっているからでしょう。


昆虫の数が少ないからこそ、こんな地味な存在や、“あまり好みでない虫”にもじっくり目を向けることができるのです。

アカホシカメムシの幼虫

明けましておめでとうございます。

年は変われども、与那国島の動植物を追う生活は変わることはありません。

今年はどんな出会い、発見があるのか?とても楽しみです。

サキシマフヨウの果実の上で、たくさんのアカホシカメムシの幼虫が汁を吸っていました。

花盛りの頃は成虫ばかりでしたが、その子孫がたくさん誕生しています。