【有名ポン酢屋のオヤジ】
土曜に勉強になったこと、第2弾です。
いつも気になっていたポン酢屋さんがありました。
そこは、チョクチョク関西のTVでは取り上げられるポン酢屋さんです。
店頭販売か阪急百貨店のみの販売らしいです。
オヤジさんは68歳。
オカミさんと夫婦で製造販売されています。
ちょうど、車で前を通ると開店していたので、店前に車をすぐに停めました。
初めてそこのポン酢を買うことができました。
私が「いつも通る時はお休みやから、今日店が開いてて嬉しいですわ」と言うと、
そこのオヤジさん、しゃべるしゃべる。
ふと、私は「このオヤジさんのことを知りたい」と思い、
10分ほどインタビューさせてもらいました。
このお店のポン酢、20年前から変わらぬ値段のようです。
つまり、消費税UP、ここ数年の急激な原料価格のUPがありながら、
据え置き価格です。昔からすると50%くらい仕入れ値が上がったそうです。
けれど、「お客様に喜んでもらいたい」との想い1つで、
価格も上げず、今に至っているそうです。
また、研究熱心です。
今でも他社さんのポン酢を取り寄せては、自分の舌で味の分析をし、
「何がいいのか?」「何が自分の所と違うか?」を考えるそうです。
驚いたのが、私達には完璧に思える今のポン酢でも、
いい醤油があれば、変えようとする想いがあるそうです。
未だにこの有名なポン酢も進化しているのです。
そして、「後継ぎはどうされるのですか?」とも思い切って聞きました。
息子さんがいるそうですが、こちらからも向こうからもそのことは言わないそうです。
「じゃあ、マニュアルみたいなのを作って、従業員を雇うってのは?」
そこで、オヤジさんの言った言葉にガツーンと頭を殴られました。
「中途半端な気持ちではポン酢は作れないんだよね
」
「中途半端な気持ちで作った商品は味が違う。
どこかでミスが出る。これは絶対に言える。
そんな気持ちで作った商品をお客様には提供できないよね?」
その後も、笑いながらこのようなことも言っていました。
「僕は、人を使うことが下手なんだわ。
だから大きくできなかったの。
だってね、自分と少しでも違うことしたら、怒っちゃうもん。
ぶっちゃけ、自分でする方が楽なの。
あと、人に任せたら味が落ちるのが心配でね」と。
私に語ってくれる言葉1つ1つに、このオヤジさんのこだわりが見えました。
最後に、私に、こうも言ってくれました。
「あとね、今まで大きな病気をしなかったんだ。
健康だから今まで続けてこれたんだ。
そうそう、あと、お母ちゃんのお陰やな。へへへ。」
私は、「今日は勉強させてもらいました。是非、名刺をいただけますか?」と言って、
このオヤジさんの名刺をいただきました。
会社名と名前と連絡先しか書いていない、
普通のシンプルな名刺でしたが、名刺を受け取った私には、
オヤジさんのポン酢に対するこだわりが籠った、
スッシリと重い名刺に感じられました。
このオヤジさんに、私は、3つのことを学びました。
■自分の仕事にこだわりを持つ。中途半端な気持ちでは絶対にダメ。
■健康であること。将来のためにもカラダメンテナンスを気にする。
■パートナーに感謝する。
さっそく日曜はポン酢を使って、カツオのタタキを食べました。
「う~ん、絶妙♪」
オヤジさん、こだわりの美味しいポン酢ありがとう!!!