【犬のダイ】
私の弟、犬のダイですが、
11日間、水を飲むだけで、まだ頑張っています。
すごい生命力です。
水を飲むといっても、
少し前までは小さな注射器で口の中に入れてあげていたのですが、
喉に詰まらせてもいけないので、この10日間は脱脂綿に水を含ませて、
口の回りを濡らして、水滴を舐めているという感じです。
実家に行くと、このようなものが置いてありました。
私:「これ、どないしたん?」
母:「ダイちゃんがおらんくなったら寂しいから、
これを置いとこうと思って買ってきてん」
そこから少し話が続きます。
私:「こんなんむちゃ高いんとちゃうん?」
母:「定価15000円やで!」
私:「え~!?」
母:「それがさぁ~・・・」
ダイの介護にかれこれ1年半。
人間と同様、痴ほう症も入っているので、昼と夜が逆転。
夜中に泣いたり、少し前までは歩いて壁に当たることも多々ありました。
昔から安定剤を飲んでいる母は、昔以上に寝不足の日々が続いています。
その疲労困憊の母が、その後すごく嬉しそうに話します。
話によると、花屋さんの店長さんが、
「おかあちゃん、お見舞い用?」と聞いてきたそうです。
そこでは母、
「いや、自分とこで飼っている19年目の犬がもう長くないから、
その犬の代わりにこれを置こうと思って」と言ったそうです。
その後も2人の会話が続いたのでしょうね。
すると、花屋の店長さんが、母の話に心打たれたようで、
「おかあちゃん、半値でエエわ。余裕で原価切っているけど、
俺からのプレゼントや、7500円で!」と言ってくれたそうです。
自分とダイの話を聞いてくれたこと、
それに対して、商売度外視で半値で買わせてくれたこと、
このようなことがあり、母は喜んで帰ってきました。
私にも早く聞いて欲しかったのでしょうね。
私は、この花屋さんの店長に、
心から「ありがとうございます」と言いたい。
また、何かあった時は、
次回からは必ずこのお店にお世話になるでしょう。
計算ではない、その時の感情から動いた、
店長さんの粋な計らい。
これが、このお店がやっていけている秘訣かもしれませんね。
私もこの花屋さんのように、
「お客様の心に響くような商売をしたいな」と思いました。
大きな会社では、できない判断。
今回でしたら、
「この人のために何かしたい」と思った時に、
利益度外視したサービス。
(今回のはやりすぎかもしれませんが^_^;)
会社的(花屋さん)には大損ですが、
お客様(母)のためを思っての行動。
どこかでその好意ある行為は、必ず返ってくると思うのですね。
それが当人かもしれませんし、
違う方からかもしれません。
■「相手が喜ぶことはなんだろう?」と考える
■「好意をもった行為は、必ずどこかで同じように返ってくる」
本当に今回の花屋さんには、心から感謝です。
ちなみに、母は人脈が広いんです。
毎日のように、実家に知り合いや近所の方が
「ダイちゃん、どう~?」と言って、遊びに来てくれます。
また、毎日電話もいただきます。
そのたびに、この話をしてます(笑)
「○○にある花屋さんで、これを~・・・」
ちゃんと花屋さんを紹介しているみたいですね![]()
