読者のみなさん、おはようございます。

 

 

 

猫背矯正マイスター®の小林篤史です。

 

 

 

 

 

 

 

 

前回「放置すると歩けなくなる!?反り腰の症状と警告サイン

という記事を書かせていただきました。

 

お読みいただけましたでしょうか?

 

まだの方はぜひ↑を先に読んでいただけたらと思います。

 

 

 

前回の記事で「反り腰の恐ろしさ」についてお話しましたが

そもそも普通に生活しているだけなのに

なぜ反り腰になってしまうのか、気になりませんか?

 

 

 

原因は大きく分けて4つあります。

 

 

①座っていることが多い

(デスクワークは反り腰をつくり出す)

 

②体幹の筋肉が弱い
(特にお腹)

 

③妊娠

 

④出産

 

 

 

 

イスに座ると、股関節の前側が詰まります。

 

 

デスクワークの方は股関節が詰まった状態で何時間も作業をしていて

この状態から「よっこらしょ!」と立ち上がると

股関節が伸び切りません。

 

伸び切らないまま日常生活を送っている方が多く

これを繰り返すことで骨盤が傾いたまま定着してしまい

反り腰になってしまうのです。

 

 

 

そして妊娠ですが

 

妊娠するとお腹がどんどん出てきますよね。

 

お腹が出てくると重みで体が前に傾いてきます。

 

でも、体が前に傾いたまま日常生活を送ることはできないので

「よっこらしょ!」と腰を反らせてバランスを取るのです。

 

 

 

「じゃあ出産したら反り腰って治るんじゃない!?」

 

 

 

と思いませんか?

 

 

 

 

 

 

実は治らないんです(泣)

 

 

 

なぜ治らないのかというと

 

  • 妊娠している間に反り腰が定着してしまっている
  • 出産時に骨盤底筋が開いてしまう
 
この2つが要因です。
 
骨盤底筋が伸び切ったまま納まりがよくないと
骨盤のバランスが悪くなってしまい
結果反り腰は治らないままになってしまうのです。
 
 
 
 
反り腰の主役となっている「多裂筋」という筋肉がありますが

 

 

多裂筋って、骨盤底筋と引っ張り合いをしています。

 

でも大体「多裂筋」の力が勝っちゃいます。

 

なので、骨盤底筋をしっかり機能させなければいけないのです。

 

 

 

 

反り腰を治すには、大前提として

骨盤を真っ直ぐに立てなければいけません。

 

 

でも骨盤が立つってどういうことなのかわからない方がほとんどです。

 

 

 

「お尻の穴をキュっと締める」

 

 

これをすれば骨盤が立ちます!

 

 

 

しかし、お尻の穴を締め続けるのって無理じゃないですか・・・?

 

 

 

そこで私が極限まで簡単にした骨盤の立たせ方が

 

 

 

まず「太ももの前側を伸ばす」

 

 

 

そして「股関節の前面を伸ばす」

 

 

 

 

 

え、これだけ???と思うかもしれませんが

これだけでいいのです。

 

 

左右の足を1回10秒ずつ伸ばしてください。

 

朝・昼・番の1日3回行うのが理想ですが

1日1回でもできれば十分です。

 

 

 

 

 

こちら、反り腰の方の腰への筋肉の負担のかかり方を示したデータですが

赤丸の部分を見ていただくと

細かく波打っているのがおわかりになると思います。

 

 

 

 

しかし、ストレッチを行った直後

 

このように細かい波がなくなっています。

 

 

 

1回たった10秒のこのストレッチを行っていただくだけで

直後からこんなに腰への負担のかかり方が変わるのです。

 

 

ぜひやってくださいね!!

 

 

 

 

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小林 篤史(こばやしあつし)

プロフィール

高校時代、プロ野球の選手を目指すも、腰痛など度重なるケガにより断念。その後治療家への道へ進む。

2006年川崎市宮前区に「宮前まちの整骨院」を開院。その後「姿勢から体を治す」という考え方のもと、「猫背矯正」プログラムを考案。「持続する姿勢矯正」として好評に。

2012年一般社団法人日本施術マイスター養成協会設立。姿勢の専門家を育成する「猫背矯正マイスター継承講座」を開講。これまで300名以上の治療家が受講する。

2017年より、はくだけ整体®シリーズ「整体ショーツ」を開発。その後このシリーズ累計で30万枚を販売する。2021年特許取得。

※また詳しくはウィキペディアもごらんください。