読者のみなさん、おはようございます。
猫背矯正マイスター®の小林篤史です。
先日、ソニーさんのラウンジで出版記念講演会を開催しました。
「反り腰ってこわ…!」
「ちょっと衝撃的だった…」
といった感想をいただきまして
せっかくですから、こちらでも少しお話してみようかなと思います。
あなたはこんな経験、ありませんか?
- 立っていると腰が痛い
- イスに座る時に背もたれに寄りかかってしまう
- なかなか治らない腰痛がある
- お尻が大きい
- お腹がぽっこり出ている
反り腰によって起こる4大症状
①体の痛み
(腰痛、背中、股関節、膝…)
②骨格の歪み
(猫背、内股、外反母趾…)
↑意外かもしれませんが、内股・外反母趾の人は結構反り腰になってます
③女性特有の症状
(子宮下垂、生理不順、尿モレ…)
④自律神経への影響
自宅でできる簡単反り腰チェック法
壁に寄りかかって立ってみましょう。
(頭までしっかりとくっつけてください)
そして壁と腰の間に手のひらが何枚入るかによって反り腰の重症度がわかります。
手のひら1枚分…反り腰ではありません
手のひら2枚分…軽度の反り腰
手のひら3枚分…中度の反り腰
手のひら4枚分…重度の反り腰
このようにチェックすることができます。
あなたは手のひら何枚分でしたか?
反り腰の警告サイン
なかなか腰痛が治らなかったり
何度も腰痛を繰り返してしまったりしていませんか?
実はこれ、反り腰の警告サインで
放っておくと将来歩けなくなってしまう場合があります。
「そんな大げさな~!」
と思う方もいらっしゃるかもしれませんが
【脊柱管狭窄症】という症状をご存知でしょうか。
反り腰からくる腰痛って、最初は筋肉が痛みます。
だんだん年齢を重ねてくると
(40代後半~50代、私と同じくらいの年齢ですね)
骨が変形してくるのです。
しかし、これだけで歩けなくなるわけではありません。
骨が変形することで、神経が通る骨のトンネルが狭くなるため
だんだんこの通り道が圧迫されてきます。
そして「脊柱管狭窄症」を発症し
しびれや痛み、そして歩けなくなったりする症状が出現するのです。
脊柱管狭窄症になると、長時間歩けなくなります。
長時間というか、1・2分も歩けません。
こうなってしまうと、病院で手術を勧められます。
高齢者の10人に1人は発症するともいわれていますので
この恐ろしい脊柱管狭窄症を予防するためには
反り腰を改善し、日常生活を正しい姿勢で過ごすしかないのです。
次回は「反り腰の原因と解消法」について詳しくお話したいと思います。
お楽しみに!
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小林 篤史(こばやしあつし)
プロフィール
高校時代、プロ野球の選手を目指すも、腰痛など度重なるケガにより断念。その後治療家への道へ進む。
2006年川崎市宮前区に「宮前まちの整骨院」を開院。その後「姿勢から体を治す」という考え方のもと、「猫背矯正」プログラムを考案。「持続する姿勢矯正」として好評に。
2012年一般社団法人日本施術マイスター養成協会設立。姿勢の専門家を育成する「猫背矯正マイスター継承講座」を開講。これまで300名以上の治療家が受講する。
2017年より、はくだけ整体®シリーズ「整体ショーツ」を開発。その後このシリーズ累計で30万枚を販売する。2021年特許取得。
※また詳しくはウィキペディアもごらんください。