産後太りが止まらないあなたへ。阻止するためには骨盤ナイトケアが重要だった！？

読者のみなさん、おはようございます。

猫背矯正マイスター®の小林篤史です。

産後のママのお悩みで多い

「産後太り」。

「授乳があったりするから痩せると聞いていたのに…」

「出産前のズボンをはいたらお腹が鏡餅に…」

変わってしまった自分の体型を見て

ガッカリしてしまうママさんも多いですよね。

産後太りの原因には

ストレスや生活習慣の乱れなど様々ありますが

実は、骨盤にも原因があるのです。

そしてタイトルにもある通り

1番重要なのは骨盤のナイトケアだったり…？

今回は姿勢の専門家として

骨盤の観点から産後太りの原因と解消法をお話していきます。

産後太りの原因

妊娠３６週に入ると、赤ちゃんが骨盤の中に降りるため

骨盤が大きく広がっていきます。

広げる際に「リラキシン」という

関節を柔らかくしてくれるホルモンが分泌されるため

骨盤はゆるゆるの状態に。

実は、骨盤以外の関節にも影響があり

リラキシンが分泌されている期間は、骨格構造が崩れるリスクが高く

出産後もこの状態がしばらく続きます。

開いた骨盤は、このホルモンバランスの影響で

なかなか元の状態に戻りづらい部分がありますが

開いたままだと筋肉量が低下して代謝が下がり

痩せにくく太りやすい体質に変化してしまうわけです。

骨盤ベルトの効果

出産のために開いた骨盤は、体全体の歪みを生じさせます。

そのため、産後太りを防ぐためには

骨盤の歪みを整えてあげることが重要です。

Twitterで

「ママ友に産後は骨盤ベルトが必須だと言われた」

というツイートを見かけました。

骨盤ベルトはギュッと固定されるので

腰痛に悩んでいる方はつけているとラクだと感じる方もいらっしゃいますが

これって例えるなら、肩こりにシップを貼っているのと同じ状態で

腰痛もそうですが、産後太り防止の根本的な解決にはつながっていないのです。

開いた骨盤を元に戻すには

お尻の穴をキュっと引き締める力が必要で

骨盤を後ろから前に引き締めても、実はあまり意味がありません。

骨盤の歪みを治すのに最適な時間

ズバリ、「寝ている間」です。

寝ている間に自分がどんな姿勢になっているか

わかっている人っていないと思います。

めちゃめちゃ変な姿勢で寝ていたり

その姿勢のまま寝返りを打たずに固まっていることも。

（※寝返りの重要性はこちら【起床時の腰痛】原因と改善方法で解説しています）

産後は特に体がしんどくて

寝ている間、ずっと同じ姿勢で朝を迎える人も多いと思いますが

実は、これが骨盤の歪みを加速させる原因に…。

産後3ケ月くらいはリラキシンが分泌されているため

非常に骨盤が歪みやすいのです。

このときにしっかりケアができるかできないかで

開いてしまった骨盤の戻り具合がかなり変わってきます。

ぜひ、産後の骨盤ケアに悩んでいる方は

「骨盤ショーツ」を寝ている間にはいてみてください。

できれば産後3ヶ月以内にはいていただくのが理想ではありますが

産後直後は子宮がまだ収縮していないので、おすすめしません。

帝王切開の方は、産後1ヶ月くらい経って

傷口に痛みがなくなってきたらはいてみてください。

締め付けが強すぎるものは、逆に体にとってあまりよくないので

寝ている間でも締め付け感があまり気にならないくらいのものがおすすめです！

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小林篤史（こばやしあつし）

プロフィール

高校時代、プロ野球の選手を目指すも、腰痛など度重なるケガにより断念。その後治療家への道へ進む。

2006年川崎市宮前区に「宮前まちの整骨院」を開院。その後「姿勢から体を治す」という考え方のもと、「猫背矯正」プログラムを考案。「持続する姿勢矯正」として好評に。

2012年一般社団法人日本施術マイスター養成協会設立。姿勢の専門家を育成する「猫背矯正マイスター継承講座」を開講。これまで300名以上の治療家が受講する。

2017年より、はくだけ整体®シリーズ「整体ショーツ」を開発。その後このシリーズ累計で14万枚を販売する。2021年特許取得。

※また詳しくはウィキペディアもごらんください。