JL528便の到着が0:00頃の深夜になってしまったため、高速バスや京急、モノレールも全て終了してしまったため、羽田に到着しても皆さん困っている様子です。
そのため、JAL側で何らかの対応をしておりました。
このような場合、公共交通機関が終了して帰れない乗客の為に航空会社側で立替費用清算用紙を配布していました。上限15,000円までJAL側が負担してもらえるようです。
私も公共交通機関が終了して帰れなくなってしまった為、立替清算用紙を受け取る列に並びます。
到着ロビーに出ましたが、後続のJL530便も遅延し、公共交通機関が無くなってしまったので、ほぼ同様の対応をしたと思われます。私の乗ってきたJL528がこの日の最終到着便となり、その下が翌日の到着便となっておりました。
立替清算用紙を貰い、大体の使用用例としてはタクシー代に使われると思いますが、近隣のホテルに宿泊しても良いそうです。但し、JAL側で手配してはくれないので、自分でホテルの予約をする必要があります。
しかし、この時間帯では当日のネット予約は出来ないし、何件かTELで問い合わせをしましたが、満室で断られ続けました。
写真は撮っていませんが、タクシー乗り場は大行列、その周辺には途方に暮れている方が多かったです。私も自宅までタクシーという選択もありましたが、上限超えそうなので、使うのをためらいました。とは言っても東京都内の街中に出たとしても、行先も無いし…
第一ターミナルは閉館してしまうので、留まることはできないので、24時間営業の第3ターミナルに移動するためにシャトルバスに乗車しました。同じ考えの人は多いようですね。
第3ターミナルに到着しました。ターミナル内に入り、空いているベンチで横になるしかないと思いましたが、ホテル代も出してもらえるんだから、諦めきれずに何件か当たったところ、奇跡的に1室だけ空いているホテルを見つけて、速攻で部屋を押さえました。
空港のベンチでは何も請求できないですからね。
ホテルは確保できましたが、後はホテルまでどうやって行くかですね。地上交通は全て終了してしまったので、タクシー一択になってしまいます。第3ターミナルでもタクシーの大行列が出来てしまったのでうんざり、40分並ぶ羽目になってしまいました。
夜中の1:30頃にようやく順番が回ってきたので、ホテルまで行ってもらいました。空港周辺は高いし、手ごろな値段のホテルはほぼ全て満室だったので、蒲田駅周辺のホテルが取れたので、そこまで行っていただきました。タクシー代は3,300円。JALに請求したいと思いますので、領収書もしっかりと受け取りました。
そして、その時に泊まったホテルが・・・
東横イン 蒲田1
後で知ったのですが、このホテルが東横インの1号店のようですね。外観は一般的な東横インとはちょっと違う感じでレトロ感があります。予定通りに進行していたら、泊まるはずのなかったホテルですので、全くの想定外ですね。宿泊料金はナイトチェックインプラン利用でエコノミーシングルで5.800円でした。
入口入ってすぐにフロントがあり、チェックインしました。
(翌日朝撮影)
では、部屋に向かいます。内部は他の東横インと一緒な感じです。
本日は310号室に宿泊ですね。では入りましょう。
部屋に入った直後。
ベッドです。
部屋は他の東横インと変わりません。
水回りもね。
さすがにここまで相当疲れたので、シャワーを浴びてさっさと就寝しました。
そして、次の朝、東横インは朝食無料サービスがあるので、期待して早速朝食会場に向かいますが・・・
えっ、なにこれ。まさかこれだけ??
一号店ではロビーが激狭なので、食べるスペースがありません。フロントの方が寄ってきたので、どうやら部屋に持って行って食べるスタイルのようです。
ごはんやみそ汁などの朝食を期待していましたが、ここにはなく、ほかの東横インと比べるととても質素な朝食でした。
私も部屋で食べました。
そして、8:30頃チェックアウトしました。
家路につくことにしましょう。JR蒲田駅を抜けて…
京急蒲田駅まで。ホテルから15分は歩いたかなぁ~
羽田空港駅に到着しました。
羽田空港から地元行きの高速バスに乗って帰宅となりました。ここからは所定の帰宅コースですので、運賃は自分持ちで払いました。
てなわけで、この日は同然にも月曜日も有休休暇としていたため、祝はするという選択肢も選ぶことが出来ました。
そして、これが立替清算書です。
こちらに記入と領収書の原本を添えてJALに送ると後日上限15,000円を限度に振り込まれます。
私は、
・羽田→東横インまでのタクシー代
・東横インの宿泊日
・翌日の京急の電車代
を請求させていただきました。あくまでも遅延による、公共交通機関が無くなった場合のイレギュラーの経費を負担していただくということで、本来利用する予定だった経費は負担してもらえませんので、何もかも請求するのは止めましょう。
というわけで、最後は波乱の出来事がありましたが、月曜日有休で大変助かりました。
完