FPカップ | 最強のボランティア

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口だけ指導者

昨日は雨でコンディション不良の中、FPの2試合を行いました。

FPとは、県内のU13チームが任意のチームが参加して行われている大会です。

ある程度の参加規模とキッチリとした運営管理を行っている大会です。

そのため、選手には準公式戦みたいな大会と説明していますが、SCY主催ではありませんので公式戦ではありません。

会場が高島Gだったため、1試合目は泥んこサッカーでした。

正直あのコンディションでは、良し悪しを語る事は出来ません。

0-1でアスミに負けましたが、あのコンディションの中で右サイドを突破し確りと決めたのはさすがアスミです。

泥んこでは少し我々に分があったかもしれません。

最近の強豪チームはクレーでやる事が少ないのでしょう。

昔は良くここでアスミと泥んこサッカーをやったものです。

今やアスミは手の届かない所に行きましたね。

2試合目はL-BLOOMとの対戦でした。

1試合目よりはコンディションも良くなり、ピッチ半分位はパスが回せる位になりました。

前半2-0、後半0-3の逆転負けでした。

相手がメンバーを変えた訳では無く、こちらの油断からの自滅でした。

少し気を抜いた中でアンラッキーな失点を重ね、慌てた時には既に遅しでイケイケ状態になった相手に飲み込まれました。

この大会は勝ち負けよりも経験を積ませる事に重きを置いていますので、特に何かをする事も無く選手にやらせます。

相手は下から確りと数的優位を作り回して来ます。

キーパーも蹴らずディフェンスラインからポゼッションします。

これつまり、今我々がやって居る事と同じです。

前半は相手の狙いも手に取る用に選手に分かります。

今月取組んでいる、ビルドアップ練習の逆をやる訳です。

前から速く掛けて中盤でブロックする、その中では我々に分がありました。

その中での2得点となり、選手の中に慢心が見えました。

ハーフタイムにタケルコーチから、2点差のこういうゲームが1番危ないとのアドバイス通り、負ける典型を体験しました。

負けて気分良い人は居ないでしょうし、無理に負ける人も居ないでしょう。

しかし、私はしめしめと思っていました。

この時期にこう言ったやってはいけない経験が出来る訳です。

いくら人に言われるよりも、自ら経験するのが一番です。

彼等は油断や慢心と言う事を知りました。

試合後のミーティングで、何故夢中になってしまったのか?

慌てて夢中になってしまうと、何故自分達のやるべき事が見えなくなってしまうのか?

そんな事を話し合いました。

どうすれば冷静になれるだろう?

その私の問に、一人の選手が面白い事を言いました。

みんな一旦深呼吸しよう。

一瞬笑いが出ましたが、それはとても良い対策だとの結論になりました。

今後は、はらちゃんが号令係でみんな深呼吸、が聞けるかも知れませんよ。

正直、この2試合はドライな状態でやりたかったですが、精神面の良い経験になりました。

そんな中でも2試合目の前半の戦い方は、今月の取組みに対する成果だと自負します。

あとは強度の問題になって行きます。

昨日は足元が緩く滑る状況でしたが、球際の奪い合いでは我々が優位にやれていました。

これは全て1対2の成果です。

1対1でやっている相手の逆の取り方やいなし方。

2対2で取組み始めた遠い足への出し方と受け方。

それが出来て来れば、人に突っ込まなくなるでしょう。

DFラインに関しては少し場数をこなしたい所です。

ビルドアップに関しては、何本か完璧に相手を剥がす事が出来ていました。

ゴール前に関しては、まだ結果を求めるには少し時間が足りないかも知れません。

今は中盤からゴール前の入り方が必要かも知れません。

そろそろコーナー練習も始めます。

今日の3チームでは、我々だけ明らかにレベルが低かったです。

セットプレー練習は、暑いときのメニューとして計画しています。

この後も数試合FPは続きます。

この所、選手の意識も高くなって来ました。

ヤル気がある時は目一杯追込みます。

我々ももう一段ギアを上げて行きます。

その前に第二の試練

30分リフティングが待っています。

日時 6月27日(木) 7時30分頃〜

場所 明戸農村公園G

雨天時は順延します。


ここを目指している選手にとっては、物凄く大きな一日になります。

その意識の無い選手にはただの一日でしょう。

この壁の高さとその意味は、本気で挑んだ者にしか分かりません。

それ故に達成者は偉大であり、あの頃のひたむきな想いを思い出す機会でもあります。

達成者の多くはまだ現役ですので、代わりに親がそれを見てあの頃を思い出してはどうでしょうか。

子どもに親離れされて寂しい親御さん

久し振りに明戸に顔を出して見てはどうですか?

お待ちしてます。