決断 | 最強のボランティア

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口だけ指導者

昨日は三郷市まで遠征し、ペラーダとのTMでした。

関越道から外環道で行きましたが、高速代4000円超でした。所要時間は花園から1時間半程度、帰りは幸手から加須経由の一般道で所要1時間50分、吉川市はのどかで走り慣れた田んぼ道。次回からはこのルート1択です。


前日、担当スタッフで連休までの取組みと結果を総括し、今後の方針と取組みを協議しました。

保護者が撮影してくれたクマS戦の映像が、とても参考になりました。

そこで、1つの大きな変更を決断しました。

システムを4.2.3.1の並びに変更しました。

これまでは3.1.4.2で来ましたが、このチームは4バックで行くと決断しました。

私はU13スリーバック論者ですが、選手の特性やシステムの合理性を根拠にフォーバックにします。

ディフェンス強化と思われるかも知れませんが、オフェンスに重きを置いた変更です。

それぞれの役割分担を明確化し、スムーズなポジション移動を可能にするためです。

ビルドアップ、前からのハイプレス、これらを機能的かつ合理的に行えるようになると考えています。


昨日は遠距離だった事もあり、ほとんど保護者の姿は無かったと思います。

先日のクマS戦とは別のチームかと思うくらいの違いが見てとれると思います。

システムを変えたところでそんな簡単に成果は出ませんし、そもそも選手が理解するにはそれなりの時間が必要です。

しかし、僅か1日で激変しました。

それには2つ理由があると考えてます。

まず1つ目は、今年は全てのゲームで作戦ボードを使用しています。前に紹介した、卒業生家族が手作りしてくれた50分の1サイズの物です。

これを常に持込む事で視覚的かつ、より具体的にイメージ出来ると思います。

2つ目はゲームに3人のコーチが付き、それぞれか役割分担して関われた事です。

昨日は25分×7本やりましたが、私は2本程度しかゲームを見ていません。

最初のミックスチーム2本は全く見ていません。

その間、それぞれのチームに対してシステムの変更とそれぞれの役割を25分づつ説明していました。

進行しているゲームに指示するコーチ、終わった選手に復習とアドバイスするコーチと、それぞれ分業出来ました。

その結果が、別のチームかと思わせる変化に繋がったと考えています。

今後はそれぞれの習熟度を上げ、完成度を高める事でより機能的なチームになると思います。


ペラーダは昨年ジュニアで対戦し、そのレベルの高さに驚きお願いをしてTM出来たチームです。

アルディージャ、ラビーダ、アレグレ等に多くの選手を送り出したそうです。

今後も定期的にお願いしたいチームです。


我々はしっかりと足元を見つめ、1つづつ上げて行こうと思います。

時間や場所の制約はありますが、今週よりゴールに向けたTRを始めます。

まったくオフェンスTRして無いのに良い攻撃をするなとど自虐的に書きましたが、それは全て我々の怠慢と同じです。

その事は確りと認識していますので、ご理解を頂ければ有り難いです。


選手たちも個人差はまだありますが、自分の事を意識出来るようになって来ています。

何も言わなくても綺麗に荷物を置けるようになったり、バスを降車するさいにゴミ確認する選手も出て来ました。

昨日は忘れ物ゼロ。

それでもまだまだで、行きのバスでスマホは禁止ですがイジる者、座席を立つ者、バスだけで元気が出る者ともう少し時間が必要です。

何の為にここに居るのか?

そう問いかける事も少し減りました。

必ずや良いチームになると信じ我々も取組みます。


ゲームをあまり見ていなかったのでTMの内容には触れられませんが、私が見た分は五分五分でしょうか。

しかし、ペラーダのFWが見せる斜めの動きと球際は相手が上だと思います。

ビルドアップ時のDFラインの動きは我々の方が速かったかな?

課題はDFラインとボランチの距離感、両サイドハーフのポジションの先取りでしょうか。


実に収穫の多い1日だった事は確かです。