GW総括 | 最強のボランティア

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口だけ指導者

このGWは豊里ランから始まり、TMは大原中、レドンド、クマS、ビスタと続きました。

近年稀に見る成長のあった1週間でした。

一試合毎に成長が目に見える形であり、また、毎試合成長を見せる選手が違ったのも良い傾向です。

特に後半の三連戦は、それぞれに相手チームの特徴が異なりましたが、内容の伴う結果でした。

レドンド戦は基本はミックスチームで行きましたが、戦術的なチーム力では相手が1ヶ月先に居るように感じました。

この段階では、まだまだやる事に教える事が山程ある、そんな感想でした。

チームを固めるような時期では無く、選手の能力と適性を探りながらと言った感じでした。

翌日のクマS戦。

とうしてもビッグチームとの対戦となると、大人の都合も出てしまいます。

また、7年に渡りこの時期にクマSにお世話になれるようになり、1つの基準として捉えて来ました。

何よりも、クマSと同じ空間を過ごさせて貰える、その事が1番の勉強です。

大人の都合とは、クマS相手にセレブロがどれだけ出来るのか、密かに注目されます。

今年は最初から現時点のベストで挑みました。

私が直接関わった対戦では、今年が最も善戦したゲームです。

我々がAチームで挑んだ3本、0-1.0-0.2-2でした。

特に三本目はあわやと言う所まで出来ました。

多くの方も見に来ていましたが、意外と4種指導者が見に来てくれていたようです。

常に我々も外から見られている、その自覚を再確認しました。

我々の評価は直接入って来ませんが、意外な感想が多いようです。

良い方に意外で。

ちなみにてすが、当然クマSはBチームです。


3日目は、前日に選手たちも自信を付けた感があり、ゲームとしては大差でした。

この日はミックスでしたが、一本目はいま皆で共通認識を持ってやっている通りのゲームでした。

事前の準備がとても良くなり、次への行動予測も早くなりました。

また、縦パスへのアプローチに工夫する選手も出て来ました。

二本目は一本目よりも多く得点する、そのテーマがはやり大味なサッカーでした。

大差をつけましたが、選手もやや反省モードでした。

担当コーチから、このゲームをクマSやレドンドに出来るのか?

弱い者いじめじゃ意味ないぞと。

個で打開出来てしまう為に回りのサポートが疎かになり、また次の展開が予測出来なくてチーム一体感を欠きました。

私的にはこう言う引出しもある、それは評価します。

しかし、皆で同じ方向を向いて同じ取組みをする観点からは、まだまだ時期が早いでしょうか。

この1ヶ月、ゲームを見て来た保護者の方も、我々の戦い方を理解頂いたと思います。

もう1ヶ月はこのままで行きます。


現状では、DFラインの揃え方、ビルドアップへの関り方、横に広げる意識、MFの守備意識、ここまでが我々の取組みです。

実はまだ全くオフェンス練習をして居ません。

その意味では多彩な攻撃を見せてくれています。

職務怠慢の声もあるかも知れませんが、順番通りでまだまだやる事がある、そんな感じです。

ここで先を急ぐと、秋に化けの皮が剥がれますので、まだまだ我慢強くやります。


少し保護者の皆様にも報告しておきます。

活動が始まって一月。

皆仲良く楽しいはとても良い事です。

しかし、フレンドリーな事と気が緩む事は全く別問題です。

バスに乗れば遠足、会場に行けば仲間と談笑。

個人攻撃のつもりはありませんが、一例を報告します。

TM中に指示をしてる私に対して、控えの選手が私に対してコーチ今何時ですか?

自由な発言は担保されるべきでしょうが、休憩中ではありません。

私から見て、明らかに緊張感がありません。

バスに乗れば大騒ぎし、食べかすを平気で社内に落として帰る。

忘れ物も頻発。

持帰り忘れならばまだしも、持って来るのを忘れる。

当然、人として当たり前の事は注意します。

しかし、近年その当たり前が少し変わり初めて居ます。

忘れた選手を走らせれば、それは体罰に該当する事もあります。

掃除を命じればそれは強要ともなりかねません。

私の基準をお話しします。

我々は学校では無く、みな公平に扱い出来るまで指導はしません。

複数回言っても分からない選手は切捨てます。

捨てるとは辞めさせる事ではなく、試合には使わないを意味します。

ルールを守れない者に対して、我々が社会通念上行使できる権利は試合に出さない事です。

勿論、そう成らないように必ず注意や警告はします。

しかし、チームの輪を乱すと判断した時は罰走を含めて対処します。

私は権利を主張する前に義務を果たせ、やる事をやってから言う事を言え、そう言った教育を受けました。

その信念を持って指導に当らせて貰います。


こう書くと相当酷いとか、厳しくやるとかに思われるかも知れませんが、私と言う人間の1つの基準を説明しました。

もちろん楽しく仲良くは大歓迎

そこに規律と緊張感を忘れずに。