基準音はオーボエのA
今日は家族でクラシックコンサートを聴いてきました🎹
僕はオーケストラの演奏が始まる前のチューニングが好きです😄
思い起こせば子供のときに家族と人生で初めて行ったオーケストラで、演奏開始前に全楽器が一斉にするチューニングシーンに驚いた記憶があります。
急に音がしたと思ったら、次から次へと楽器が音を鳴らし始め… もう楽曲が始まったのかな?と思ったら、ただのチューニングだったという…😅
実際に、オーケストラファンにもこのチューニング時の音が好きな方も多いようですし、これ自体が一種のパフォーマンスになっているのかなと思うこともあります🤔
音がずれてないか確かめるための作業にしては贅沢すぎるというか、これだけで十分にハーモニーとして聴けちゃうくらいです。
そしてこれが始まると、これからいよいよ楽曲が始まる!とワクワク感が高まる、まさにフィルファーマジックというやつですね✨
(ちなみに僕は全然上手じゃないですが中学2年生の終わりまでバイオリンを習っていまして、クラシックもかじっていたのでにわかファンです😅)
なお、オーケストラのチューニングはこんな感じです👇
ところで、オーケストラが演奏開始の直前に全楽器一斉にチューニングをするとき、その基準の音になるA(ラ)をリードする楽器は“オーボエ”なんですよね🤔
オーボエって決してオーケストラで普段主役になる楽器ではないです印象なんですが、ではなぜオーボエがチューニングのときに基準オンになるかと言うと?
それは一般的にオーボエが、“正確かつ安定して長い音が出せる楽器”だからだそうです。
まあそれはそうだろうよと思うと思いますが、実はもう1つ理由があります☝️
それはオーボエは楽器の構造上、音の調節がその場ですぐにはできないということ。
オーボエの音がずれてしまっていた場合、その場ですぐに調節して直すことができないので、それなら音程は多少ずれたとして、他の楽器をオーボエに合わせる方が対処がしやすいからですね🙌
世界で最も大きな楽器
ところで、世界でもっとも大きい楽器って何だと思いますか??
ある指揮者はこう言っています。
それは“オーケストラそのもの”。
なぜならオーケストラは、個性も種類も異なる楽器が集まって初めて一つになるから☝️
一つ一つの楽器による表現がまとまることで無限の力になると。
そう思うと、オーケストラは理想の組織像でもあるのかな、なんて思います🤔
組織には多様な人がいて、中にはオーボエのように才能や条件的に思い通りにできない人もいるから、周りの人が柔軟に合わせてあげることで一致団結できる。
そうなることで本来個々が持つ実力の何倍もの力が発揮されるようになる。
個性も大事だけど、それぞれの個性があった上で社会は成り立っていますしね😆
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ちなみに世界で最大の楽器の現実的な答えとしては、パイプオルガンです🎹
アメリカのアトランティックシティ・コンベンションホールのもので、重量が150トンもあるそうです。
それからパイプの本数は多すぎて正確な数は不明だとか。
少なくとも32000本以上あるといわれています(公称は33114本だそうです🤔)。
それにしてもいい音楽も聴けて、今週末も、人生のいいチューニング時間になりました♪
みなさんは週末いかがでしたでしょうか??😄
今日もお読みいただきありがとうございました😄