ミケランジェロとダビデ像の話
今回の話はこちらの動画でも紹介しています♪
昔、イタリアの天才芸術家ミケランジェロが世紀の大傑作であるダビデ像を掘り終えた時、彫刻の技術に深く感動したある人がミケランジェロにこう尋ねたそうです。
”どうしてこんな素晴らしいものがあなたには作れるのですか??”
これに対してミケランジェロはこう答えたそうです。
”まず大理石を準備して、ダビデじゃない部分を削り落としただけですよ。”
つまりミケランジェロは大理石の中にダビデというビジョンがくっきりと見えていた、ということになりますよね👀
もちろん彼は天才だから特別な話だ、と思う人もいるかもしれません。
でもミケランジェロは、“ビジョンさえあれば何事も達成できるんだよ”という原点的なことを教えてくれているようにも聞こえませんか??😳
なお当然ですが、ビジョンがなければ行動しても何も始められません。
なのでまずは自分にビジョンがあるのかどうかを確認する必要があります。
ビジョンがあればいいですが、それでもまだ注意すべきです。
たまに、ビジョンを持っているつもりで、実は単なる幻想を抱いているだけの人もいるからです。
もし皆さんにビジョンがあるとして、それがちゃんとしたビジョンかどうか確かめることができるちょっとしたイメトレをしたいと思います😄
1年後に1億円を持つ自分
やり方は簡単です。
まず、1年後に1億円を手にしている自分を想像してください💡
それを持っている自分は喜んでいます。
どうやらそのお金は怪しいものではなく、クリーンなもののようです。
みなさんが合法的に、満を持して手に入れたお金です🤣
さてそんな自分をイメージしたら、次にみなさんが思うのはなんでしょうか?
きっと多くの人がこう思いますよね。
”1年後にその1億円を何に使おうかな”、と🤑
洋服を買う、旅行に行く、美味しいものを食べに行く、投資を始める。もしかしたら仕事も辞めるかもしれません。
今からその計画を立て始めるのではないでしょうか🤣
でも、覚えておいてください。
世の中には、この1億円を持つ自分に対してまた別のことを思う人もいるんです。
その人たちがどう思うかと言うと、こうです。
”その1億円を自分は1年後までにどう稼いだんだろう?”
つまり前者は、1年後1億円があるという結果に対してその仮の未来が起こった後のことに妄想を膨らませています。
これは幻想です。
一方後者は、その1年後1億円があるという結果に対して、それまでの過程を考えているわけです。
これは一歩ずつ歩いていくことでそこに近づけるビジョンへの道です。
この2つのどちらが正しいとかそれは間違っている、ということはないですが、具体的に1億円を手にできるかどうかで言うときっと、後者の答えができる人ですよね。
1年後にまとまった1億円が欲しい。
でもその1億円を手にする手段が全く思い浮かばない、という人には結局、1年後1億円は手に入れられないでと思うんです🙇♂️
逆に、ちょっと非現実的かもしれませんが仕事で頑張って成果を出せばいいんだと思えるならそれでいいし、親の遺産でもカジノでも宝くじでも、なんでもいいからとにかく1億円を手にいれる方法が思い浮かべられれば、それを実現できる可能性は高くなりますよね。
最後にこの2つの考えを、“夢“という言葉でも説明してみたいと思います。
ただ1年後に1億円が手に入ったあとのことばかり考えるのは”寝て見る夢”。
これは寝ているときに見る夢と同じで、現実世界では起こりません。
一方で、1年後に1億円があるイメージに向けてどうしたらいいかを考え行動をすると、夢は夢でも”叶える夢”になります。
同じ夢でも全然違いますよね💦
皆さんには、ビジョンという叶える夢はありますでしょうか😆
本日もお読みいただきありがとうございました😆