父の父親は妾で忙しくて家にいない人・・母親は酒タバコをやるちょい怖い感じの人ですが父はお母ちゃんお母ちゃんな息子でした。
歳の離れた長男が稼ぎ頭として家にお金を入れて母親から特別扱い(長男はかつ丼・・父達はコロッケ)されているのを見ていたので父は働くようになるとお金を全部お母ちゃんに渡して寵愛を受けたので母という結婚相手が現れた時姑から露骨に敵視されたのねぇ・・
父は下から2番目なので兄姉達にはかわいがられていた・・自分の生まれ育った実家や知ったご近所さんの居る住吉が好きでほんまはしょっ中帰りたかったんやと思いますが母が許さず盆と正月だけ実家に寄る事を許されていたけどそれも「夕方にはさっさと帰って来い」と言い渡されていた。
父は意志薄弱で八方美人で芯の無い性格なので母が怖かったと思われる・・女兄弟達が台所に立ち「まーちゃん(父)も晩ご飯食べて帰るやろ?」と言われると「おーん・・ワシ・・ほほぇ・・ほーん・・おーん・・」言うていたけどほんまはゆっくりして帰りたかったんやと思う。
私は母の言いつけなので父に「もう16時やで?帰らんでええん!」と言うのですがそれに対しても「おーん・・ほほぇほほぇ・・ほーん・・」と言うばかりの父
ひと言「みどり、ご飯よばれて帰ろ!お母さんに電話しとき」と言えば良かったものを・・
母が「あいつら皆敵!」と言うのでそういう目でしか見てなかったけど私は普通にかわいがってもろたと思うのよな・・・申し訳ない事したなぁと思うわ
考えて見たらかわいそうな話だわな・・・
当時まだ母親も元気で・・兄弟達もいる(長男夫婦、末の妹夫婦が同居で次女宅は家の裏)自分の実家に好きに立ち寄れなくされていたんやから。
「いつまいでも実家実家やなんてバカの極み!愚の骨頂!そんなにお母ちゃんがええの?」なんて言われるうちに父は「親兄弟なんか好かん。付き合いたくない」と言い出して母のご機嫌を取るようになり次第に実家と疎遠になり母の思うつぼに・・・
母は私にとって「強毒親」でしたが父にとっても「強毒妻」・・ただし父は自分の妻なんやからど
うにかできたと思うのでそれから逃れる為に不倫をした父を許すつもりは無いが
母は自分の母親が亡くなった後妹と絶縁し父方の親戚と父を疎遠にし近所の関わりも断ち夫婦で孤立した。
そして私という我が子に捨てられて変わりゆく時代の中でどのように朽ち果てるのか見ものである。