- 東京奇譚集 (新潮文庫)/村上 春樹
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久しぶりの村上春樹です。
自分は村上春樹の短編ってほとんど読んだことがないんですよねぇ~
何でかというと村上春樹の面白さというのは長編という構造でこその面白さだと思っているらです。
「世界の終りと~」や「ねじまき鳥の~」などは何度読んでも面白いです。
個人的にはそれは長編小説という構造だから自分なりの解釈、読み方で進められるから、また村上春樹の物語の形そのものが長編に適しているからだと思いました。
しかし
この小説は本当に面白かった![]()
長編ならではの冒険小説的、ミステリー的な要素はなくても、物語が“暖かい”です。
「偶然の旅人」では著者の村上春樹が冒頭に出てくるという特殊な手法から始まり、「ハナレイ・ベイ」では事故でサーファーの息子を亡くした母親の話、「どこであれそれが見つかりそうな場所で」は夫の行方の調査を依頼された探偵
都会の中で繰り広げられる村上春樹の不思議ワールド
やはりどの話でも主人公、そしてその周辺人物は影を抱えています。
しかし、みなそれぞれに自立し、自分の生活を送っています。
村上春樹の小説ってお金持ちではないけど、ある程度裕福で、余暇が十分にあるっていう設定の人物が多いですよね~これはまさに現代人が求めている生活スタイルなんでしょうけど
村上春樹の作品(この短編)は一見普通そうですが、読んでみるとやはり“村上春樹らしさ”というのが無意識的にも伝わってきます。
それが何なのかは自分でもよく分かっていないですが(笑)
短編小説も気軽にサクッと読めていいですね







