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Atsap's Diary

雑文しか書いていません。主に海外留学を目指して勉強してるので、それについて書いてます。

東京奇譚集 (新潮文庫)/村上 春樹
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久しぶりの村上春樹です。


自分は村上春樹の短編ってほとんど読んだことがないんですよねぇ~

何でかというと村上春樹の面白さというのは長編という構造でこその面白さだと思っているらです。

「世界の終りと~」や「ねじまき鳥の~」などは何度読んでも面白いです。

個人的にはそれは長編小説という構造だから自分なりの解釈、読み方で進められるから、また村上春樹の物語の形そのものが長編に適しているからだと思いました。


しかし!!


この小説は本当に面白かった!!

長編ならではの冒険小説的、ミステリー的な要素はなくても、物語が“暖かい”です。


「偶然の旅人」では著者の村上春樹が冒頭に出てくるという特殊な手法から始まり、「ハナレイ・ベイ」では事故でサーファーの息子を亡くした母親の話、「どこであれそれが見つかりそうな場所で」は夫の行方の調査を依頼された探偵


都会の中で繰り広げられる村上春樹の不思議ワールドきらきら!!


やはりどの話でも主人公、そしてその周辺人物は影を抱えています。

しかし、みなそれぞれに自立し、自分の生活を送っています。

村上春樹の小説ってお金持ちではないけど、ある程度裕福で、余暇が十分にあるっていう設定の人物が多いですよね~これはまさに現代人が求めている生活スタイルなんでしょうけど苦笑

村上春樹の作品(この短編)は一見普通そうですが、読んでみるとやはり“村上春樹らしさ”というのが無意識的にも伝わってきます。

それが何なのかは自分でもよく分かっていないですが(笑)


短編小説も気軽にサクッと読めていいですねにこ

お久しぶりですきらきら!!

今日は読書ブログではなく、近況報告をしようと思います。


8月30日~9月6日まで国際学生会議に参加していました。

自分のテーブルのテーマは「テロリズム」でした。

スペイン、中国を中心に北欧、東南アジアからも参加者が集まって非常に有意義な時間が過ごせました。


テロって何だろう?と考え始めるときりがありません。

自分たちはケーススタディとしてイラクを扱ったのですが、反アメリカ的なテロよりもシーア派対スンニ派や、クルド人対アラブ人の対立構造などを見ているうちに本当に「テロ=悪」なのか分からなくなってきました。

またスペイン人参加者から聞いたところによるとスペインではテロリストのかなりの人数の顔が割れているらしいです。

そういう話を聞いていたら本当に日本ってテロと無縁だなぁ~と思ってしました。

地下鉄サリンの時も自分はまだ幼稚園生だったからまったく当時のリアルな状況を知らないし、自分は本当に無知なんだなぁ~と思い知らされました。


また会議以外でもスペイン人たちのクラブ好きっぷりにはびっくりしましたえー

会議してミーティングして深夜は酒飲んでっていう1週間が本当に楽しかった!!

できればぜひ来年も参加したいですねルンルン



でも、自分の英語力がいかにないのかというのをこれでもか!!というくらい見せつけられました泣き


まぁ今気づけてよかったですにこ

これからこのブログで読書日記を書きつつ、来学期は今まで以上に英語に力を入れて成長したいですねきらきら!!



すみません、なんか決意表明みたいになってしまいましたね苦笑

では、また

論語 (岩波文庫)/著者不明
¥840
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はい、「論語」です。古典です。

夏休みは少ない時間ながらもなるべく古典を読もうと思ってコツコツ読んでいました。

もちろん、速読ではなく、言葉を一つ一つ味わいながら読んでいたので時間がかかりましたが(^_^;)


この本をすすめてくれたのはゼミの教授でした。

アメリカ政治、メディア論などが専門の方ですが、アジアの政治の基礎、徳の解釈などの視点から読むと考えさせられることは多いよ、と言って薦めてくれました。


読む前の自分のイメージは完全に高校生時代の国語の授業。

どうせ説教くさいことばかりなんだろ、と思いながら読んでいたら、面白い!!

学問に対する姿勢、日々の生活態度など身の回りのことも論じながら、時には君子の在り方についても深く語っている。

印象的だったのは、「その地位にいるのでなければ、その政務に口出しをしないこと」です。

これは良いのか?悪いのか?

もちろんその政務を行っている人が一番その政務に詳しいし、尽力しているはずだから口出しは無用。

しかし、国政というのは「連携」です。周りとどんな相互作用があるかをしっかり考える必要があります。

教育専門の政務を行っているからといって、教育に関して好き勝手できるはずはありません。

そこには財務などとの関係もあるので、その専門の人と話し合わなければいけません。

このようなことを考えると良いのか悪いのか判断がつけられません。



論語を読んで、孔子が説く学問に対する姿勢や礼儀に関するものは学ぶものが非常に多かったです。

自分はまだまだ学問に対してそこまでまじめではないなぁ~なんて思いました。

著名な方がこの本を何度も読み返しているという話をよく聞きますが、読み終わった自分としては納得です。

この本はこれからも自分の生活の身近な所に置いておきたいですねきらきら!!


COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2010年 10月号 [雑誌]/著者不明
¥780
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今回は自分が毎月読んでいる雑誌を紹介させてもらいます。

「クーリエ・ジャポン」をご存じの方は結構多いかもしれませんね。

この雑誌は本当に面白いんです!!


毎月の特集が実にユニークです。

今回は、知性を鍛える「白熱講義」となってます。

「白熱講義」というのは最近はやった「ハーバード白熱教室」からの拝借でしょう。


こちらの白熱講義もかなりの見ものです。

「モチベーション3.0」のダニエル・ピンク

「フリー」が大ベストセラーになったクリス・アンダーソン

「銃・病原菌・鉄」のジャレド・ダイヤモンド

ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン

とものすごく豪華なメンバーですにこ


自分は雑誌って読みたいところだけ読む感じなのですが、クーリエは全部目を通しています。

中盤くらいのところにある書評があります。

クーリエ・ジャポンは海外の新聞、雑誌などから面白そうなニュースを翻訳して編集するというスタイルなので、海外の新聞で取り上げられている日本はもちろん、アジア、南米、アフリカなど普段新聞の国際欄でもめったにお目にかかれない国もあります。

そして、何より情報がおもしろいものばかりですきらきら!!

そして、おしゃれルンルン


クーリエのように毎月購読できる雑誌があるというのはいいことですねにへ

平和ってなんだろう―「軍隊をすてた国」コスタリカから考える (岩波ジュニア新書)/足立 力也
¥777
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またまた久しぶりの更新になってしまいました汗


いよいよ自分が参加している国際学生会議が今週の日曜から始まるので今から既にドキドキです!!

これ以上色々手を広げても混乱するだけだと思い、国際会議関連の勉強は今日で終わりにしました(笑)


英語が正直不安ですね~最近は読書よりも英語の勉強の方に比重を置きつつあります。



さて、今日の1冊ですが図書館の岩波ジュニア新書を見ていたらたまたま目にとまったので、借りてみました。



読んだ結果……めっちゃ面白いきらきら!!

岩波ジュニア新書ってジュニア向けとか言いつつもかなり質高いですよね~



この本では中米に位置するコスタリカに焦点を当てています。

コスタリカはご存知「軍事力」を保持していない国。

日本のような自衛隊もいないです。


安全保障を考えるとこのような事は異例です。

他国に攻め入られても対応できません。しかし、軍事力を「完全に」捨てている事によって国際政治上クリーンなイメージを保っています。いささか理想主義的過ぎるが、それを他国は否定することができません。


しかし、このような平和な国、コスタリカでもこの「平和」までの道のりは平坦ではありませんでした。

スペインに侵略され、西洋化し、その後も度重なる紛争で、貧困率もとても高い国家でした。

そして、紛争に疲れ切ったコスタリカは平和実現のための第一歩として「積極的永世非武装中立宣言」を出します。



この本の優れた点は最後の平和に対する観点のことである。

「平和学」の親であるガルトゥングの理論をもとに、「積極的平和」と「消極的平和」、「点の平和」と「線の平和」、「統合的価値」としての平和というものを展開しています。

日本では「戦争がない=平和」という式で平和をとらえがちですが、これは上記で言う「消極的平和」です。

それだけでなく、ポジティブなものが絡んだものが「積極的平和」です。

平和というのは本来ネガティブからの逃避としてではなく、よりよい世界を目指すなどのポジティブな感情が絡むべきです。

しかし、日本ではあまり積極的に平和を志向するということは少ない気がします。

また、平和というのは安全保障上だけのものでなく、もっと広義なものであるべきだと思います。

コスタリカは民主主義、環境問題なども平和の中に入っています。


しかし、そのような広義な平和を日本に適用した場合、日本は平和でしょうか?

民主党の争いは自分には滑稽なものにしか見えず、こんな頻繁に総理を変えていたら日本に対するイメージの低下は避けられません。

安全保障上の平和は痛感している日本ですが、それ以外のところはどうでしょう?



本当に良い1冊に巡り合えました。

おすすめします。