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Atsap's Diary

雑文しか書いていません。主に海外留学を目指して勉強してるので、それについて書いてます。

あらゆる本が面白く読める方法―万能の読書術/一条 真也



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つい先日本屋で立ち読みした2冊が読書に関わるものだったので、自分なりに「読書」という行為について考えていました。



「読書」とは何のためにあるのだろうか?


知識を得るため?


喜びを得るため?




昔は今ほど情報が氾濫していなかったので1冊の本とじっくり向かい合えた。


でも、今の世の中じゃそんなことはほとんど不可能だ。


情報に埋もれて必死で呼吸をしている毎日。なんせ情報が多すぎるんだ。



情報が多い方がいい?少ない方がいい?



「世界価値観調査」で有名なロナルド・イングルハートは選択肢が多いことは幸福感は増やす、つまり良いことだと言っています。


しかし、自分としては「孤独なボウリング」で有名なロバート・パットナムの方が共感できます。彼は情報が多すぎると逆に幸福感が下がると言っています。



しかし、情報が溢れている現代だからこそきちんとした自分の価値基準を持たなければいけません。


自分も日ごろから己の無知具合に悲しくなります。



今言ったのは主に情報収集としての「読書」でした。


文学などの物語を味わう意味での「読書」はそれ以上に大事な気がします。まぁ自分がもともとこっちから読書を始めたという理由もあるのですが。


小説を1冊読むというのは情報を得た、内容を覚える覚えていない以上にもっと言い表せない“何か”がある気がします。物語というトンネルをくぐることによって、自分は物語の中で仮想的であっても別の人生を経験できます。



これってすごいことじゃないですか?



ドストエフスキーを読めば今から150年前の帝政ロシアの中で生きることができます。


司馬遼太郎の歴史小説を読めばそこに描かれている時代を生きることができます。


村上春樹を読めば同じ現代ですが、ちょっと日常からは外れた不思議な世界に浸ることができます。



こういうことを考えると読書って面白いですよね。


ちなみに上に貼ってある本の著者である一条さんは「読書は恋愛である」と言っています。


面白いですね(^^)


確かに好きじゃないと本は読めません。




そういえば、皆さんはどういう読書をしているのでしょうか?


自分は読むスピードが遅いのであまりたくさんの本を読めません。


フォトリーディングだとかいう速読法も自分にはよく理解できません。


下で紹介している本は1冊の入門書をじっくり読むより数冊の入門書を速く読んだ方がいいと言っています。



何を読んでいるのか?というのももちろん気になるのですが、


どのように読んでいるのか?というの方が自分には気になります。



自分のブログを読んでくださっている方々は自分では到底及びつかないような頭脳をお持ちの方たちばかりです。


そんな人たちの読書法を真似れば自分も少しは知的になれるのではと思っている今日この頃です(笑)




なんか今日のブログはいつも以上に脈絡がなかったなぁ……






東大家庭教師が教える 頭がよくなる読書法/吉永 賢一



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世界を不幸にしたグローバリズムの正体/ジョセフ・E. スティグリッツ
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久しぶりに書いています(^_^;)

学校でしかブログを書けないのはなかなか辛いです。


さて、今日は初スティグリッツです。

ゼミの発表の際に「水」問題について調べ、そこからグローバリゼーションの弊害を知り、この本へとたどり着きました。


この本の核はIMF(国際通貨基金)の批判に尽きます。

途上国をどのように支援していくかを考える際には様々なケースが存在します。

しかし、IMFは終始「市場の早期自由化」ばかりに固執しています。

途上国のような競争力がない国ではたちまち外国企業に潰されてしまいます。


そして、この本に出てくる重要キーワードが「ワシントン・コンセンサス」

自分もついこの前のゼミ発表に向けて勉強している際に知りました。

これは緊縮財政、市場の自由化、民営化という三本が核です。

自分は「水」問題についてやっていたため水を民営化してしまうというのに違和感を覚えました(本来誰でも水にアクセスできるべきなのに)。

ワシントン・コンセンサスが冷戦後の市場主義経済の方針を決めたといっても過言ではないでしょう。


スティグリッツ教授はIMFは市場の早期自由化ばかりでなく、社会改革、政府についてももっと重要視した方がよいと言っています。

特にアジアは政府主導で経済成長を遂げた国が多いですよね。




いやぁ~、経済って1年前くらいは「経済=金儲け=悪」みたいな子供じみたイメージを抱いていましたが、ゼミ発表やこの本を読んでより真剣に経済について知りたくなった!!

本書を読んでいても「バーター取引」、「レント追及」、「フーバー流節約主義」、「トックル・ダウン経済学」など分からないワードが多かったですが、それでも読んでいて楽しかった。

知らないことを知るってやっぱり楽しいですねにこ

幸いなことに日ごろからブログを拝見させていただいているHigashiさんは経済がご専門のようなので是非これからも勉強させていただきますm(_ _)m


別のキャンパスの図書館にあったので次はスティグリッツのこれを読もうと思います。

あと、「スティグリッツ入門経済学」も読もうかな~

スティグリッツ教授の経済教室―グローバル経済のトピックスを読み解く/ジョセフ・E・スティグリッツ
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動物農場 (角川文庫)/ジョージ・オーウェル
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今日は父が仕事先で使っているノートパソコンを借りてブログを書いています(^^)


さて、今日はジョージ・オーウェルの「動物農場」です。オーウェルというと「1984年」が有名ですよね。村上春樹が「1Q84」を書く際にインスパイアされているというので話題になりました。

「動物農場」も「1984年」も文学作品では珍しく「政治」を扱ってします。文学で政治を扱うのはタブーだといわれる中で政治的な文学作品を残したのがオーウェルです。オーウェルは自分の中でもお気に入りの作家です。読みやすい上にとても示唆に富んでいて考えさせられます。


この「動物農場」はおとぎ話という形式をとっていますが、とても現実的です!!

ソビエトの全体主義(オーウェル文学では「全体主義」が大事なキーワードです)を風刺した作品ですが、ソビエト批判に留まらずナチスドイツの批判にも繋がっています。

先に結論を言うと、一部のエリートが政治の実権を握り、個人主義を許さず国家のイデオロギーのために民衆を統一する。これが簡単に言うと全体主義です。


そして、ストーリーはおとぎ話ですからとてもシンプルです。

農場を営むジョーンズ氏の農場で日々過酷な環境の中に生きている動物たち。そして、ある豚(この作品の中では豚が最も知能が高い)がいずれ革命が起こると予言します。そしてスノーボールとナポレオンという二匹の豚が中心となって革命を成功する=ジョーンズ氏を追い出す。

こうして動物たちにとって理想の国家ができます。しかし、ある意見の対立によってスノーボールはナポレオンにより追放されます。そして、ナポレオンンを含む豚は知識階級として優雅な生活を送り、ほかの動物は昔のように過酷な労働を課されます。

そして最終的にはナポレオン(豚)が人間と取引するようになります。豚は二本足で歩くようになり、最後には豚と人間の区別がつかなくなってしまった、というお話です(長くなってすみません)。



いやぁ~オーウェルは本当に面白いですねきらきら!!

権力を握ると民衆が期待していた未来は待っていなかった。

これは今の日本にも通じますよね(自分は民主党支持者ではないですが)。

そして、「動物農場」の世界は民主党政権の日本よりももっと恐ろしい。いや、見方によっては日本の方が恐ろしいかも……

「全体主義」、イデオロギーのために犠牲になる多くの民衆と蜜の味を吸う少数のエリート。

上に立つエリートが人間的によくできた人なら上手くいくかも。しかし、人は人の上に立って、権力を握ると変わります。

本当に正しい政治体制とは何なのか?

民主主義は民衆がきちんとした意見、知識を持ち合わせていないことには上手く機能しない。

しかし、上記の全体主義にもデメリットはある。


政治って難しいですね……まぁだから学んでいて楽しいのですが(笑)


政治的な文学作品って本当に面白い音符

ぜひオススメがあったら教えてください。


今日はいつもに比べてかなり長くなってしまいました……すみません(^_^;)

わたしの外国語学習法 (ちくま学芸文庫)/ロンブ カトー
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今回はこの一冊です。

翻訳をされた米原万里さんはロシア語通訳者として有名ですよね(^^)


みなさんはどういった理由で外国語を学んでおられるのでしょうか?

就活のため、スキルアップのため、仕事でどうしても必要なためetc.


どれも素晴らしい理由だと思います。しかし、残念ながら自分は上記のような理由で外国語(英語)は学べません。受験勉強、TOEICのような勉強はどうにも集中できません。


何故なら英語は自分にとっては「娯楽」だから。

自分はビートルズ、オアシス、コールドプレイ、レディオヘッドというバンドのCDを聴き始めて英語に興味を持ちました。そして、そのためか今でも毎月CDは最低一枚は購入しています(洋楽のみ)。



だからなのか、この著者が言っている外国語学習の理由は「それ自体が楽しいから」というのには大いに納得。

母国語ではない言語を使うときってなんというか水風呂に浸っている感じ、もしくわ泥のぬかるみに浸かるような感じです。

オーストラリアにホームステイしていた期間もそうでした。最初は母国語の日本語が全く使用できず、当時高校生だった自分は「英語」という言語環境の中でもがいていました。

でも、徐々に英語でコミュニケートすることに慣れ、相手との意思疎通ができると楽しくなってくる。

この瞬間自分は外国語(英語)を知っていてよかったなと思いました。

だって、普段母国語(日本語)を使っていたらこんな感覚味わえないですもんきらきら!!



話を元に戻して、著者が言う外国語学習のコツは以下のとおりです(自分が良いと思ったもののみ抜粋)。

・毎日学習を続ける。週に10~12時間できるのが望ましい。もし時間がなくても朝の十分だけでも取り組む。

・「読む」ということを学習の基本にする。読むテキストは自分の好きなもの、興味を持ったものならなんでも良い。

・単語は文脈の中で覚えること。

・しゃべる際に間違いを恐れないこと。

・自分は学習している外国語を身につけられるのだと信じること。



母国語(日本語)の方がたくさんテキストを読めるので日本語に傾倒しすぎていましたが、今日からはまた「娯楽」として気軽に英語のテキストを読もうと思いますかお



今日は書評というより自分の体験がメインになってしまいました……すみません(^_^;)


鍵のかかった部屋 (白水Uブックス―海外小説の誘惑)/ポール・オースター
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今回はポール・オースターの「鍵のかかった部屋」です。

批評家としてい活動している僕の元に一通の手紙が届く。それはかつての自分の親友の妻からだった。そこには自分が行方不明になったら自分が今まで書きとめた作品を主人公の僕に渡し、捨てるなり出版するなりを判断させてくれと書いてあった。

そして、作品を読んだ主人公はそこに価値を見出し出版する。そして、その後、失踪した親友(ファンショー)の自伝を書くという企画ができる。そこで、ファンショーの自伝を作成するために動き始めた自分は……

とちょっとあらすじが長すぎますね汗

高校生の時に読んで以来読み返していなかったのですが、改めてよい物語だと感じました。

しかし、この作品をどう解釈すればよいのか自分はまだよくわかっていません……

自分的には、これは他人を追いかけているうちに自分のアイデンティティと他人のアイデンティティが混同してしまったという話なのかな?と思っています。

これを読んだらむやみに「あぁ~○○みたいになりてぇ~な~」なんて思わなくなります(笑)

オースター作品は読んでいる最中いつも不思議な浮遊感のようなものを味わいます。

アイデンティティというものをテーマに堅苦しくない、読んでいて面白い物語を作ってくれる作家さんです。

個人的には主人公がフランスにファンショーの自伝の取材に行く際出合った老人の音楽家です。彼は冷蔵庫を使わず、壁に空いている穴に食品などを置き、保存していました。そこで主人公が彼に冷蔵庫をあげるのですが、数日後には壊してしまいます。なぜかというと、霜取りのやり方を知らずハンマーで壊してしまったのです。

彼は結局、自分には冷蔵庫の発する音がどうにも我慢できないと言っています。人類の文明は常に進化しているのですが、誰もがそれに適応しているわけでもなければ、適応する必要もない。要するに、自分の身の丈に合っているかどうか。

こんな物語の本筋からしたらどうでもいいような話が自分にとっては小説を読む際に一番大事なことかもしれませんきらきら!!

実際、自分の記憶が作品のあらすじよりもこういう小話のような細部ばかりを覚えていることが少なくないです。

今日は暑いですね……