深夜ドラマ「滅相も無い」を観る | アトレーユのブログ

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■哲学 思想 詩■

GWなので夜更かしをしてテレビを観るとも無く観ていると、深夜のドラマをやっていた。

 

主人公の女性(上白石萌音)が母に電話している。

 

「あ、お母さん、私、穴に入ることにした。あっちの世界はどうなんだろうね、寒いのかな。」

 

みたいなことを言っているところで終わっちゃった。

 

なんだこれ、穴?何?面白そう~。「滅相も無い」というタイトルです。

 

ということで検索してみると…

 

或る日、日本の各地8カ所に、突如としてビルほどある巨大な穴が現れた。自衛隊が入って行くが、何故か戻って来ない。だが、命綱が動いているので生存していることは間違い無い。しかし、帰って来ないということはよほど良い世界なのに違い無い。ということで、穴の向こうの世界へ行こうという者が現れ始める…というSFもの。

 

私の大好きなやつだ。世にも奇妙な物語でありそうなやつですね。

 

やがて、穴の向こうに行きましょう、という宗教団体みたいなのが現れて、これから行くと宣言した人から、これまでの自分の人生を語り、それを記録に残して、穴の中に入って行く…。

 

Tverで過去の放送が観れるが、初回と第3回だけで、第2回が無くて残念!

 

だけど、毎回一人の人のこれまでの人生の回想シーンなので、各回が独立しているので、初回を押さえておけば、あとは全く問題は無い。

 

その前日、たまたま新海誠監督の「すずめの戸締り」を観たばかりだったので、異世界への扉というテーマではシンクロしましたが、あっちはいわばパンドラの箱への扉的な、開けてはいけない扉だったので、こっちのはどうやら邪悪な世界への扉ではなさそうなんですが、なんか怪しいですよね。

 

こっちの世界で幸せになれない人が別の世界へ行ったら幸せになれるかも知れないなんて、そんな調子の良い話があるわけないじゃないか、何か落とし穴があるのに決まってる、っていうのがだいたい良くあるオチですよね。

 

面白いドラマや映画を観ると、原作者や脚本家を調べるのが常なんですが、加藤拓也さんという方らしい。写真を見るとまだ若そうです。要チェックです。

 

しかし、「滅相も無い」のタイトルで、このストーリーだとは絶対に思わないよなぁ~。