こんにちは。健康と美しさについて足元から整える柔道整復師・シューヘルスアドバイザーの藤野千枝です。
今日Yahooニュースを見ていて、気になる記事があったのでシェアしたいと思います。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200619-00010004-hintpot-life
これはイギリスの「ハロー」という雑誌に掲載された内容のようですが、本誌の意図と日本語訳の意味するところが本当に同じかと少し疑いをもってしまいました
記事をまだ読んでいない方のために要約すると、
①メーガン妃は公の場に出るとき、大き過ぎる靴を度々履いている
②その理由は、靴ズレを作らないこと
③大きい靴でも歩きやすいように、つま先にコットンのような "詰め物" を入れている
④なのでハイヒールでも美しく颯爽と歩ける
⑤しかしその履き方は『とても特徴的』と表現されている
日本人でも陥りやすい "勘違い" なので、以下ぜひ読んでいただければと思います。
ちなみに、私個人はメーガン妃を批判する立場では一切ありません。
彼女が世間からバッシングを受けていることは、誰の・どんな主張が根拠になっているのかイマイチ「」で、
ましてや私は、メーガン妃からクリスマスのグリーティングカードや、結婚式の招待状を頂く間柄でもありません。
彼女の人格をジャッジする気はサラサラないと認識いただければ幸いです。
さて、『大き過ぎる靴を度々履いている』ということなのですが、日本人にとってはもしかしたら何が問題なのかピンとこない可能性があります。
大き『過ぎる』と言っている時点で、どれぐらい大きいのか?
ディ○ニーのハツカネズミのハイヒール並に大きいのか?
(ちなみに、あのハツカネズミの靴は『大き過ぎる』ように見えるだけで、実は決してブカブカの靴を履いているわけではないらしいです笑)
記事の写真を見ていただくと、「え?これで大き過ぎるって言っちゃうの??」と思う方もいるでしょう。
なぜなら、日本のファッション雑誌のモデルさんの靴の履き方がまさにこんな感じだからです。
普段からこういう靴の履き方を目で見て刷り込まれていれば、日本人そりゃ靴選びが下手になるわけです
靴を試着するときに、カカトに指1本入るぐらいの余裕をわざと持たせる人もいますが、激しく間違った選び方です。
確かに大き過ぎる靴を履けば、足が靴の中であちこちに当たらないので、靴ズレは起きにくくなるでしょう。
クロックスのサンダルが良い例です。
しかしこの主張を、ピッタリとしたサイズのものを選ばなければ、ただの不安定な履き物になってしまうパンプスやハイヒールに当てはめてしまうのはかなり無理があります。
ハイヒールをブカブカの状態で履くと、前滑りが必ず起こります。
メーガン妃流・前滑りの対処法は次の③です。
要するに【前滑り】は仕方がないので、トゥボックスに詰め物をして足先が入り込まないように対処しているそうです。
でも絶賛前滑りしているので、足の指は結構痛いはずです。
写真を見ると、すごく特徴的な足の指のカタチです。
親指以外の指がPIP関節(つま先から2つ目の関節)で全て曲がっています。
この写真は、メーガンさんが自分の足に対してコンプレックスをもっていることを強調するために使われていたようです。
(親指側には外反母趾のオペ痕のようなものが見えます)
意外と長くなりそうなので、続きは明日に
最後まで読んで頂きありがとうございます