靴屋さんへ行ってきました in大阪 | あしが痛い人の靴選びアドバイス 

あしが痛い人の靴選びアドバイス 

バランスを整えて、身体の痛みにアプローチ!『西村シューフィットメソッドマスタースクール』を経て靴の調整を中心に、一生歩ける身体作りをサポートします。

こんにちは。健康と美しさについて足元から整える柔道整復師・シューヘルスアドバイザーの藤野千枝です。

 

 

パンプスメッド研究所 i/288(ニーハチハチブンノアイ)難波高島屋店へ行ってきました

 

かねてから気になっておりました『パンプスメソッド研究所』へ6月某日行ってきましたキラキラ

 

JIS規格が規定している足長(19.5〜27.0)と足囲(A〜F)のバリエーション144サイズがさらに、2タイプずつ用意されています。

 

それが「甲がやや厚め、内側がまっすぐのストレートタイプ」と「土踏まずがしっかりあり、足の内側がややカーブしているカーブタイプ」です。

 

合わせて288足の中から、自分に一番近い一足を選ぶというわけです。(288/i)

 

唯一無二の自分の足を手がかりにできるのって、凄く素晴らしいコンセプトだと思いませんか?

 

 

 

 

普通の靴屋さんではなかなかコレができません。

 

例えば店員さんに「おいくつのサイズをお探しですか?」と訊かれても、それはほぼ足長のことであって、足囲のことではありません。

 

つまり1つのデザインに対して、足長は選べても足囲は1サイズしか用意がないのです!

 

でないと在庫の量が膨大になって、色んなデザインの靴を店頭に置いておくことができないからですゲッソリアセアセ

 

海外の通販サイトを覗いてみると、パンプスどころかスニーカーにも豊富な足囲のヴァリエーションがあります。

下矢印

ノードストローム

 

 

 

288/i の特徴

 

注意読み飛ばす方は、できれば最後のまとめはぜひご覧ください!!!

 

 

《Basic Pumps》ベーシックパンプス

足のサイズを荷重時で測ったのち、それぞれ片方ずつの足に合わせてサイズを選んでいきます。

 

左右で全く同じ足のサイズの人はほとんどいないためです。

 

288サイズ

足長:19.5〜27.0の16種類

 

足囲:A〜Fの9種類

 

足の形状:ストレートタイプとカーブタイプの2種類

 

4.5センチヒール/ソフトスクエアトゥ・6センチヒール/ソフトポインテッドトゥで展開

 

※7.5センチヒール/ソフトポインテッドトゥに関しては、

 

足長:21.0〜25.5

 

足囲:A〜3E

 

足の形状:2種類  の140サイズのみの展開になっています。

 

 

 

 

 

 

《Plain Oollection》プレーンコレクション

ヒールのカタチは太ヒールと細ヒールがあり、ヒールの高さはそれぞれ4.5センチ6センチ7.5センチがあります。

 

きっちりサイズが合ったパンプスであれば、ヒールの高さはそれほど問題ではありません。

 

でも足の特徴(例えば外反母趾の骨の出っ張り)や指の長さによっては、つま先の先細り具合は慎重になりたいところです。

 

 

 

つま先が鋭角なものから

 

ポインテッド・ポインテッドVカットソフトポインテッド・ソフトポインテッドVカットラウンドソフトスクエア

 

の6タイプがあります。

 

40サイズ

足長:21.5〜25センチ

 

足囲:B〜2E

 

足の形状:ストレートタイプのみ

 

革の素材はスエード・エナメル・スムース・他パイソン柄、グリッター、クロコ肩押があります。

 

 

 

 

 

 

《Brand Collecution》ブランドコレクション

国内の老舗メーカーのブランドロゴが入った、デザインにも特徴があるコレクションです。

 

 

 

EIZO(エイゾーコレクション)

 

INTERNATIONAL(インターナショナルシューズ)

 

Shian(シアン)

 

 

 

 

Wisteria Fujiwara(パイロットシューズ)

 

 

 

 

まとめ

 

お店自体の雰囲気はとってもよく、てスタッフの方もテキパキとしておられ、とっても気持ちの良い接客をしていただきました!照れ

 

また靴のサイズが豊富なため試着がたくさんできるのは、やはりなかなかできない経験ではないかなと思います。

 

ベーシックな形のパンプスをお探しの方には是非一度は足を運んで頂きたいお店の一つです!!

 

 

 

注意点としましては、3つあります。

 

①Aよりも足の幅が狭い人は実は結構多い

 

つまり店舗で288サイズの用意があっても、それでも履けない人たちがいるということです。

 

 

②測定したサイズは "荷重時" でのサイズなので、実際より大きいサイズが出る

 

測定したサイズの靴を探すと、ぴったりのサイズの靴が出てこない可能性があります。

 

数字に囚われず、色んなサイズを是非試着してみてください。

 

 

③指が短い人用の設計になっている

 

昨今の若い方は特に "指が長い" 方が増えてきています。

 

そういう方は、足長と靴の長さを同じにすると、つま先部分が当たって痛みが出やすいです。 

 

これも数字はあくまでも目安、程度に考えていただき、たくさんのサイズを試着されることをオススメします。

 

 

 

靴を選ぶとき、指標となるのはあくまであなた自身の足です。

 

そして正しい履き感を知っておくと、合わない靴は一発でわかります!

 

「お店で履いている時は良い感じだったけど、持って帰って家で履いたら痛かった...」

 

上矢印これは明らかに【正しい履き感】を知らないが故に起こっています。

 

 

6/25までになりましたが、足の測定まだまだ受け付けています。

 

 

 

 

あなたが正しい履き感を知って、靴選びがもっと楽しいものになりますように。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございますパー