- ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)/三上 延

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高校生の頃、一番やりたかったバイトは
『古本屋』でした。
というのも、神保町の古本街に徒歩で行ける距離の学校へ行っていたので、そんな夢を持っていました。
残念なことに、その夢は叶わなかったのですが。
『鎌倉の片隅でひっそりと営業をしている古本屋「ビブリア古書堂」。そこの店主は古本屋のイメージに合わない若くきれいな女性だ。残念なのは、初対面の人間とは口もきけない人見知り。接客業を営む者として心配になる女性だった。だが、古書の知識は並大低ではない。人に対してと真逆に、本には人一倍の情熱を燃やす彼女のもとには、いわくつきの古書が持ち込まれることも、彼女は古書にまつわる謎と秘密を、まるで見てきたかのように解き明かしていく。これは“古書と秘密”の物語。 』
(書籍裏表紙より)
古本屋、事件
そんな個人的大好物な単語が2つも揃っていたら、手にも取りたくなります。
舞台は鎌倉。
ここも大好きな土地です。
大学生の頃はよく週1で(大学を自主的休講して)神社巡りにいったものです。
私は推理小説中心に本が好きで、どちらかというと純文学系は苦手なのですが。
なんだかこの本を読むと、手を伸ばしたくなります。
呼び水のような、読書衝動をついてくれるよな
そんな小説だと思います。
事件と言っても、殺人事件が起きたりするわけでもないし
頭に寝癖のついた探偵や刑事が出てくるわけでもありません。
でもきっと、彼らにも解けないような謎を解いてくれる。
それが『ビブリア古書堂』店主、篠川栞子。
メガネの似合う美人さんらしいです。
初対面の人とは内向的で話もまともに出来ないという性格とは裏腹に、書籍に関する知識は目を見張るほど。
彼女の話についていけなくて、バイトさんは辞めてしまっただなんて…もったいない。
そんな彼女がひも解く、古書にまつわる人間模様…と言った所でしょうか。
しかし、語り手の五浦大輔の設定がとても面白い。
彼は栞子とは逆に、書籍アレルギーとでも言うのだろうか。
本を読むと落ち着かない、鼓動が早くなる、終いには気分が悪くなる。
うん、特異体質。
でもそんな正反対の2人だから、話が面白くなるのかもしれない。
『たかが本』
だけど、人の手を渡り長い年月を過ごした本には、内容以外の『物語』がある。
激しく同意します。
新刊の真新しい紙の匂いも好きですが
古書店に入ったときの、あの何とも言えない本の匂い、大好きです。
今日書店に寄ったら、早速続編が発売されていて驚きました。
しかも、結構な話題作だったらしいですね。
無知でした、すみません。
早速購入しましたので、こちらもゆっくりと読んでいきたいと思います。
にしても
蔵書狂や愛書狂を意味する『ビブリオマニア』のせいか
ずっと『ビブリオ古書堂』と覚えていたことがちょっと恥ずかしい。
『ビブリア古書堂』
もう間違えません。
さぁて
明日は何を、読もうかな。

