一億円もらったら (新潮文庫)/赤川 次郎
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朝バタバタしていて、今日カバンに放り込んだのはこれ。

赤川次郎先生の『一億円もらったら』



赤川先生は大好きです。

一時期、ファンクラブにも入っていました。

今でもファンの集いのときの写真、飾っていたり。



莫大な財産をもてあましている大富豪・宮島勉。彼と青年秘書・田ノ倉は、とんでもない遊びを思いついた。田ノ倉が選んだ見ず知らずの人間に一億円を進呈し、その後の人生がどう変わってゆくかを観察するのだ。というわけで、ある日突然、大金をもらってしまった男女五名。一億円に翻弄される人、見事に使う人、泣く人、笑う人……。名手・赤川次郎の紡ぐ五億円の物語をご堪能あれ。
(書籍裏表紙より)



もし今、何の問題も事件性もやっかい事もないと保証された一億円をもらったら。

私ならどうするだろうか。

きっと半分を家族に残し、半分を持って実家を出る、かな。

半ば家出半分に、仕事も辞めて。

んで誰も知らない土地で小さな喫茶店でもやりたい。

軌道に乗るまで、五千万あればきっと…

なんて希望的観測。

でもこれじゃ、宮島さんは満足しないでしょうねぇ。

ドラマなんてありゃしませんから。



5つの短編からなる短編集ですが、個人的には『ミスター・真知子の奮闘』が好きです。

真知子の仕事姿のかっこよさとか

ミスター・真知子の真知子への愛情とか

智子ちゃんの可愛らしさとか

なんだか一番スカッとする内容な印象です。

あとは、自分が女子校出身だったから『仰げば尊し』も好きですね。

中高生に取って、制服ってやっぱり大事ですからねぇ。



そして

「お前も段々人が悪くなる」

「雇い主に似たんです」

ってなやりとりの大富豪・宮島とその秘書の田ノ倉のやりとりも面白い。



赤川先生の本は、サラリと読めるので好きです。

ちょっと重たい文章読んだ後に、気分転換にもなるし。

個性的なキャラクターがたくさんいるので、どれを読もうか迷ってしまうくらい。

大好きです。



さぁて

明日は何を、読もうかな。



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