早くも迷走中!? | 語部屋

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~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

全体での稽古。


最近は、会場や道具を把握する為に『動き』の注視が多かったです。
しかし 改めて『内面』に意識を向けるべく、イスに座っての稽古でした。

台本に細かな修正や削りが入り、より精密性が増してきました。


前半は、朗読劇。
流れや構成を意識しつつ、通して読みました。
私は『その他大勢』的なポジションなので、台詞量は少なめ。
しかし 雰囲気だけでなく、細かなニュアンスまで伝えられる様に努めたいです。


後半は、会話劇。
こちらも、始まりから終わりまで通して読みました。
朗読劇ほどの演出も決まっていないので、今はまだ色々と遊んでます。

今回は思い切って、全く違うキャラクター性で挑みました。
前回の稽古で「そのまま素直に読んだら格好良すぎるから、もっと崩して」と、演出から頂きましたので。

実は、内心ドキドキでした。
普段と真逆な事をしている様で、成立するか不安だったので…。

結果は、まぁ ギリセーフ!?

詰める必要性は勿論ありますが、「これをベースにしてみようかな~」と個人的には思ったり。
新たな『カラスマ』が誕生しそうです。
台本修正に伴い 設定や状況も変わっているので、全く同じにはならないですし―。
だったら、より面白くするべきでしょ!!


通して読むのは 全体を把握する為にも必要ですが、その分の時間も必要になるのが難点。
多くは出来ないからこそ、1回1回を大事にしていきたいです。
そう言った意味では、今回は良いデータが取れたかと。

台本に書かれている事も大事ですが、書かれていない部分も もっと考えないとなぁ。