11月に向けて本格始動 | 語部屋

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~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

Words×Works主催の11月公演。

3本立ての今作は、『ストレート』と『読み』の2チームで稽古を進めています。
ちなみに私は、ストレートチームです。

それぞれ稽古日が異なるので、もう一方のチームがどう仕上がるか楽しみでもあります。


稽古では、修正版の台本の冒頭部分が配られました。
上演時間の都合で、元の台本から約15分は削るられる予定です。

さて 新しい台本に目を通すと、数カ所の台詞が少し変わっていました。
自然な会話を重視し、ワザと雑味が多かった台詞。
それが、ほんのちょっとスッキリした感じでしょうか。

中盤以降は、大幅な変更になるかもしれませんが…。

と言うのも、色々あって登場人物が一人減っているんです。
その分、他のキャラクターの台詞や役割が増えています。
物語として成立出来る範囲なので、問題は無いかと。


台本チェックの後は、設定や舞台関連の話し合い。

改めて、年齢含む人物設定やバックボーンの見直し。
動機や関係性や年表に矛盾が無いか。
話も弾み、よりリアルな人物像が浮かび上がってきました。
もしかしたら、修正版の台本に反映されるかもしれません!?

舞台関連では、衣装を中心に小道具や装飾まで検討しました。
特に衣装は、人物の性格や内面を印象付けてしまうので丁寧重に。
そして イメージカラーも取り入れながら、秋から冬にかけてのファッションを考えました。
尚、台本内の季節設定は 現実の時間に合わせております。


暫くの稽古は、『自然に話す』に主眼が置かれそうです。
その為にも、早いとこ台詞を覚えなくては…。
記憶が混濁して、削る前の台詞を喋ってしまったら ごめんなさい。


とにもかくにもスピード勝負!!
まだ始まったばかりとは言え、時間は有限なのですから―。