M3レポート2 | 語部屋

語部屋

~かたりべや~  表現集団ATPの「かたりべ」こと、横溝大希が綴る叙事詩です。

11:04。
前に並ぶ人たちに続き、ようやく入場出来た。

入場券代わりのパンフレットを掲げ会場に入る人々。
少し 不思議な光景だ。

会場に入っての印象は、「柱以外遮る物のない、見通しの良い真っ白な空間」。
しかしそれも、直ぐに人の波でかき消える訳だが…。

地図にない入口から通されたらしく、現在位置に迷った。
確認後、一通り巡ることにする。



11:08。
まず、最後尾の人自身が『最後尾』のプレートを掲げているのが 目に留まる。
暗黙の了解なのだろう。
更に後ろに並ぶ人は、『最後尾』の方からプレートを受け取っていた。

どの団体も、イラストに力を入れているようだった。
写真よりも、顧客が親しみやすいのだろう。
ポスターだけでなく、のぼり旗のある団体も多々見かけた。

限られたスペースを個性的に演出しようとするのは、どこも同じようだ。
ディスプレイに高さを出したり、衣装やテーブルクロスを目立つ物にしたりと。


11:24。
雰囲気を感じたり 展示を眺めたり 参加者を観察したりと、一通り終える。

そして第一展示場を後にし、第二展示場へと向かう。

語部屋-M3地図

連絡通路に、試聴コーナーとチラシ置き場があった。

試聴コーナは時間がかかるのだろう、列が出来ている。

チラシ置き場は、チラシだけでなく無料配布のCDを置いている団体もあるようだ。
チラシは、『今日の出展情報』と『今後の活動』の2つに分類されるように感じた。
ちなみに、パンドラのポストカードも置いてあった。

他にも、ロッカーや企業の上映コーナーがあるようだ。


通路の先は、第二展示場へ。
素直に2階に出ると思いきや、踊場に出た。



11:31。
先に、2階へ向かうことにした。
話し声以外聞こえない第一展示場と打って変わって、賑やかな音が出迎えてくれた。
ここでは企業ブースやフリースペースが多く並び、演奏やライブなど それぞれがパフォーマンスをしていた。
1団体のスペースが広めな為か、出店数は少なく感じた。

一角には上映コーナーなるスペースも。
64団体ものプロモーション映像が、次々とプロジェクターにより投影されていた。
内容を1分にまとめた団体がほとんどだった。
上映は日に3回行われるようだ。
イベント自体が4時間半なので、単純計算しても妥当なところだろう。

ぐるりと回り、エスカレーターで1階へ下りる。
下りた先は、第二展示場の会場入口でもあった。


11:54。
休憩のため、一旦外へ。
朝は肌寒かった風が、今は心地良い。

この時間でも、当日入場される方がいるようだ。
カタログを購入しているので分かりやすい。


一息ついたことだし、メインディッシュといきますか!!



~~続く~~