午前10:00。
浜松町駅に着いた私は、モノレール乗り場へと向かう。
その頃、キャリーケースを引く人が目立つようになる。
おそらく、皆の目的地は 私と同じ。
【M3】
http://www.m3net.jp/index.html
知る人ぞ知る、音楽の祭典。
展示と販売が主のイベントで、今回で32回目を迎えるらしい。
ちなみに私は、今日初めて足を運ぶことになる。
モノレールの揺れや傾き。
普段の電車では味わえない乗り心地を楽しんだ後、目的地へと辿り着く。

10:10。
一般開場の11時より、50分早い到着。
出展参加が準備に行き交う中、その時を 独り待つ。
今日の目的は大きく2つ。
《挨拶》と《調査》だ。
《挨拶》は、主に【Project-Pandra】で関わりのある2団体。
第1期&第2期の主題歌作成に携わって下さった、【Telunascoape】さん(http://homepage2.nifty.com/telunascoape/
)。
同企画にて 第1期&第2期で役者参加し、『しゃけさん』の愛称で親しまれている『稲江 鮭(いなえ けい)』さんが所属する団体【Team F☆POT】さん(http://team-f-pot.sunnyday.jp/
)。
《調査》は、「次の春に向けて当イベントの動向を探る」といったところでしょうか。
パンドラになるか ATPになるか 個人になるかは さておき、何かしら出展出来たら楽しそうではないかと 独り妄想しているのです。
そんな中、見知った顔に出くわす。
【Telunascoape】の主催 『聖 明人(ひじり あきと)』さん。
パンドラメンバーからは『ひーさん』と呼ばれている、作曲家の方だ。
準備で忙しい中にも関わらず、気さくに声を掛けて下さいました。
話を聞くに、「出展場所から離れた建物にある 試聴コーナの準備帰り」だそうな。
後で、改めて挨拶と言う名の冷やかしに伺わねば。
しかしながら、風が強い。
海が近いことと、ビル風の影響と推測する。
他の来場者も、寒そうにしている。
幸いなことに天気には恵まれたし、そもそも会場は屋内だ。
今しばらくの辛抱だろう。
と、ここまで書いているうちに、一般入場者への整列が始まった。
まずは、音楽団体が集まる第一展示場へ向かうことにする。
ちなみに、今回の目的地は第二展示場にまとまっている感じを受けた。
10:36。
3列に並び、前から2番目の計5人目を位置取る。
事前に、入場券代わりのカタログを購入していた点が良かったようだ。
スタッフの誘導指示に従い、少しずつ会場までの歩みを進める。
眼前に、同じように大きな人の塊を見つける。
どうやら私達の塊は3つ目のよう。
彼らは何時から、あの場で待っていたのだろうか?
やや気になる。
今更ながら、並ぶ人達は皆軽装だと気付く。
どうやら、朝のキャリーケース軍団は出展者の方々だった模様。
11:00。
ようやく開場時間だ。
~~続く~~