シルク 2023年2歳馬の状況(関東馬②編) | アトラの極私的競馬ブログ(シルク一口馬主)

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続いては関東馬②です。

 

●ガルサブランカ メス (キズナ×シャトーブランシュ) 木村厩舎

天栄担当者「今週は登坂回数を週3回に増やし、14-14ペースでしっかりと乗り込んでいます。この時期の2歳ということもあって、全体的に頼りなさは残っているものの、最後までしっかりとハミを取って走ることが出来ていますね。この調子で乗り込みつつ、しっかりとしたベースを築いていければと考えています。馬体重は474kgです」(2023 6/2)

(2023年5月)

 

4/7にゲート試験に合格し、現在は天栄で育成中です。

すでにゲート試験合格までは進んでいるものの、まだまだ体力的に課題はありそうなのでじっくりと調整中です。ただ、ここにきてグンと馬体重が増えているように、絶賛成長中でしょうか。

どうしても、兄イクイノックスと比べられてしまいますから、求められる水準が高くなってしまいますが、しっかりと体力がつけばその期待に応えてくれる素質は持ち合わせていると思っています。

まだデビュー時期は未定ですが、7~8月くらいにはデビューできるでしょうかね。すでにルメール騎手でデビューということは決まっていそうですし、少しでも偉大な兄に近づけますように。

 

 

●アフィリオン 牡 (サトノダイヤモンド×イストワールファム) 古賀慎厩舎

天栄担当者「こちらに入場後はよく馬体をチェックしましたが、脚元を含めて特に異常は見られませんでした。こちらの環境に慣らしつつ、今週からミニトラックでのハッキングを開始し、現在は周回コースでのハッキングまで進めています。精神面に気を付けつつ、この調子で徐々に負荷を強めていければと思います。馬体重は463kgです」(2023 6/2)

(2023年5月)

 

5/18に古賀慎厩舎に入厩。5/26にゲート試験に合格し、5/27に天栄に放牧に出ています。

1歳時は馬体が小さかったのでじっくりタイプかなと思っていましたが、いまのところは全く順調で非の打ちどころがありません。この調子なら秋より前にデビューもありえますね。すごく特徴的なところがあるというタイプではありませんが、全体的にまとまっていて品がある印象です。距離が延びて良さが出るタイプでしょうか。

 

 

●ニュージーズ 牡 (リアルスティール×ミュージカルウェイ) 木村厩舎

担当者「この中間はウォーキングマシンのみに止めた運動を行いながら、トモの歩様を確認していました。週6日ウォーキングマシンでの運動を1時間行っても歩様が悪くなることはなく、運動を継続できていましたので、トレッドミルでの調教へと移行しています。現在は週4回ダクを3~5分行い、週2回は軽めのキャンターを5分行えるほど回復してきています。馬自身はとても元気で飼い葉食いも良いので、このくらいの運動ですと、馬体重は増加傾向に入ってしまいますね。今後もトモの歩様を確認しながら負荷を高めていき、なるべく体が緩まないように調整していきたいと思います」馬体重510kg(2023 6/1)

(2023年5月)

 

5月上旬までは坂路で15-15まで進んでいたものの、5月中旬に右トモを跛行してしまい、現在は軽めの調整です。

骨折などの重篤なものではなさそうですし、すでにトレッドミルでの調教もできていますので、このまま大ごとにならずに済んでくれれば。

もとよりミュージカルウェイなのでそれほど早くからとは思っていませんでしたし、この夏はしっかりと基礎を作ってくれれば。姉ミッキークイーンと同じような成長曲線を描いてほしいです。

 

 

●ベンサレム 牡 (スワーヴリチャード×アガルタ) 稲垣厩舎

担当者「その後も右眼の状態は問題ありませんでしたので、この中間は坂路コース主体の調教を行っており、現在は週5回ハロン14~17秒ペースで1~2本登板しています。これまでは力み過ぎていたところもあり、それが走りにも口向きの歪みとして出ていた部分があったのですが、段々とリラックスして動けるようになってきたことで、フォームやバランスも改善され良くなってきましたね。変わらず今月中の移動を目指して進めていく方向で打ち合わせていますので、この調子で更なる良化を図りつつ乗り込んでいきたいと思います」馬体重467kg(2023 6/1)

(2023年5月)

 

現在はノーザンF空港で坂路調教中。中間右眼を打撲したものの大事には至らず。このまま問題なければ今月中の移動を目指しています。

こちらもゆっくりめの印象でしたので、この時期に移動できれば上出来です。父スワーヴリチャードの産駒もここにきて評判が上がってきているように感じますし、稲垣厩舎も徐々に成績が伸びてきています。一発あってもおかしくないと思っています。

 

 

●アルナイル 牡 (ニューイヤーズデイ×ワンミリオンス) 大竹厩舎

担当者「引き続き本馬なりの運動を順調に継続できています。この中間は坂路コース主体で、週3回ハロン15~16秒で登坂しています。継続してバランスの修正を意識して騎乗していますが、ハミを取る位置が段々と安定してきたことで、動きのブレが少なくなりましたね。走りも伸ばした四肢を素早く引き戻しながら、躍動感ある動きで駆け上がっています。代謝も良くて毛艶も目立つようになりました。ここ最近では体が引き締まってきて、体全体にメリハリが出てきたように感じます。まだまだ乗り込んでいけそうですが、定期的にリフレッシュを挟むようにして、今の調子を維持していくつもりです」馬体重477kg(2023 6/1)

(2023年5月)

 

追加募集のときはかなり遅めの育成状況でしたが、ここにきてノーザンF空港で15秒程度の坂路調教をこなしてきており、順調といってよいかと思います。まあ、母ワンミリオンスも年明けデビューだったようですし、ワンミリオンスにはダートで息の長い活躍を期待していますので、デビュー時期にはこだわっていません。あとはもう一回り大きくなってほしいなあ。

 

 

これで関東馬は終了。続いて関西馬に移ります。