脱ステした間の2年間、私の生活の質は最低でした、、。
アトピーで沢山の制限がありました。食事は勿論ですが、やっぱり私一応女だし(笑)、
耐えられないと思うことも沢山ありました。
大体一番酷かったのが顔だったし、人間ってやっぱ顔が一番見えるところだし…。
服だって、やっぱり制限があって綿のものしか着られない。
綿の服ってどうしても皺になりやすいから、顔のこともあってなんかこう貧乏臭い。
(出来るだけ前髪を伸ばして、アトピーを隠していたのもあり)
本屋で本見ていたら、万引きすると間違われて店員に目を付けられたので、
むかつくのでなんども場所変えたりしてな~。
ズボンも履けなかったな。腰のとこに出来たアトピーに擦れて痒くて仕方ない。
(そういう意味では女性はスカートの選択肢があるからよかったのかも。
でも綿のスカートってナチュラル系しかなくって、オフィスで履くのはちょっと難しかった、、
仕方なかったけどなー)
額からはどんどん滲出液。
耳の付け根からもどんどん滲出液。
タオルで拭ってなんとか持ちこたえ。
シャンプーも石鹸も使えない。
一番悪かった時期にはまだ魚食べてたから、やっぱりちょっと匂うんだな。
私の場合は仕事しながらだったから、やっぱり周りの目は気になる。
ただ幸いにも、私の横に座ってたおじさんは、お子さんがアトピーだったので理解がありました。
掻けばシャツにはべったり黄色い滲出液。
首は象みたい。そしてやっぱり首にもぺったり滲出液。
どんどん下降してくると、今度は指から書類にくっつく滲出液。
仕方ないので、指用ガーゼ包帯を自分で切って調節して作ってみる。
(これはアトピーが良くなるとかそういうんじゃなくって、端に書類に滲出液がひっつくのを避けるため)
頭の中にもアトピーが出来て、一時期生え際ハゲになりました。
(余談ですが、脇にもアトピーできて腋毛ハゲになったのよねー(笑)
もう生えてこなくていいのにさ。治ったらしっかり生えましたよ。ホホホ。)
最初の三ヶ月くらいは、夜も寝られない。
会社で何度も居眠りこいても、アトピーで寝ることができないなんて皆思わない。
化学物質で悪化したアトピーですから、化学物質を出来るだけ遠ざける生活。
新築のビルには近づかない。電車の新車両に乗る時は化学物質過敏用のマスク着用。(気休め程度とは思うけど)
特に塗装している場所や、建築中のビルは未だに危険。
食事制限で一番辛いと思う時は、外で食事が出来ない時。
友達と一緒にご飯を食べるなんて夢の又夢でしたよ。
今こうして治って見ると、健康って素晴らしいと再確認。
やりたいことが遠慮せずに出来る。
今まで当たり前だったんだけど、これが当たり前じゃない状態にならないとと気が付かない。
椎間板ヘルニアやった時もちょっと思ったけど、人間喉元過ぎればなんとやら…。
毎日気持ちよく目が覚めて、夜にぐっすり寝られる。
もう、前みたいに誰も私を振り返って見ることはない(いや本当に酷かった。顔が赤黒いケロイド状だもん)。
(あ、でも昔は良くおば様方に「可哀想ねぇ…」って同情してもらってましたけど~
今は無くなったなぁ)
ああ幸せ。
私は一切誰にも頼ら(れ)なかったし、頼れないように自分を追い込みました。
周りには自分で治すって豪語してました。
とにかくインターネットで情報を漁って、自分に合った食事療法を見極める。
宣伝ばっかのいい加減な「アトピーに良い」情報に惑わされない。
結果として今は気持ちよく毎日が生きていけるわけですが。
私がアトピーを再発させた原因の一つがキシレンという物質です。
私これ趣味で扱っていて、これが無くなったら私の人生なにもなくなっちゃうくらいに思ってました。
実はキシレンって、ネイリストの方もアレルギーになるらしいです。
付け爪に使うらしいんだな…でもって削った粉を吸い込んだりしてなるらしいです。
私が前に読んだネイリストの方は、結局アレルギーが酷くてネイリストは断念したらしいです。
私も、結局趣味は断念しましたけど、今は逆に止めてさっぱりしてます。
アトピーは一応、死ぬに至る程の病(状態によりますけど…あと妙なクスリ使わない前提条件付きで)というわけではありません。
もし自分の夢や生きがいと天秤にかけて、食事や生活を変えることが自分の人生の根幹に関わることであれば、アトピーと付き合ったままで行きていく選択肢も有りとは思います。
喉を切るのを選択せず、亡くなった忌野さんと同じかなと思います。
人生での優先順位というのかな。
但し、自分の甘え(食事の制限や生活改善をすることが出来ない、自分に対する甘さ)でアトピーを引きずっているのであれば、やっぱり今見直した方が、自分が後から楽だと思うのですよ……。
周りに迷惑をかけていると思う気持ちがあるならば、自分で努力しなければ……。
特に20代くらいまでは、体の自然治癒の力が強いから、
クスリさえ使っていなければある程度まで回復できる可能性はあります。
でも脱ステして回復できるかどうかは、やっぱり五分五分だと思います。
それを六分や七分にまで引き上げるのは自分の力だと思います。
私も成長とともに一時普通に治っちゃいましたけど、30代になってまた再発、なんてのもありえます。
アトピーは治るというより、結局は体質なんで付き合っていくと思うのが実は正しいと思いますし。
ただ時間が解決するわけではないと、私は思います。
勿論、どんなに努力しても、体の自然の力はゆっくりです。
引いては返す波のようなものです。悪くなって良くなって。
そのたびに落ち込んだり気が狂いそうだと思ったり。
でも、時間はかかっても解決できているように、自分でしなくてはならないと思います。
特に、実家にいる方は、まず自分で自分の食事を作るの結構大事です。
やっぱり自分の調子は自分でしか分からないし。
自分の頭で考えて、道を選んでいくことは、今後の人生にも必ず糧となると思うんです。
だから、特に若いアトピー患者の方には、自分で頭で考えて、自分を律して、先に進んで欲しいと切に願います。