空気の良し悪しも関係ある?

 

大いに関係があります。
アトピーに限らず、空気と水が
よければ、大抵の病気は治る、と
いう説もあります。


アトピーが増えているのは、空気と
密接な関係があって、遺伝的要因

などを持っている場合、大気汚染物質が

表皮に付着すると、※AhRが活性化して、

※アルテミンが増え、かゆみの感覚神経が

伸長して過敏性を引き起こすとか。


痒みを感じて表皮をかくと傷がつき、
そこから異物が侵入して、アトピーが

悪化したり、ぜんそくを起こしたりする

ようです。

 

※AhR
DNA に結合して遺伝子の発現を

制御するタンパク質。

 

※アルテミン
神経の生存や成長、分化を促す

タンパク質の総称


内臓の免疫機能の70%を担うという腸。
腸の役割りを理解する人が多くなって
きています。

 

腸が内臓の免疫機能の70%を

担っているとすれば、体全体を

被っている皮膚は、体の外の

免疫機能を100%担っている
大切な体の中で一番大きな臓器

ともいえるのではないでしょうか?

 

このように考えると、皮膚は美容上

の問題に留まらず、外からの異物、

そして外からのあらゆる物質を防御

する大切な器官だということをよく理解

できると、皮膚疾患も、今より減少する

のではないかと思うのです。

 

肌の過剰なケアは、却ってバリア機能を

低下させ、アトピーやニキビなど、

肌トラブルの原因になりかねません。

 

皮膚は、第二の大切な排泄器官です

ので、皮膚呼吸の妨げにならないスキン

ケアを心がけたいですね。

 

写真はネットからお借りしています。