「お風呂に入れる前」に決めておきたいこと | 子肌育Blog アトピーに負けない生活。

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「お風呂に入れる前」に決めておきたいこと


こんにちは。橋本です。


赤ちゃんをお風呂に入れる前に、1つだけ、決めておきたいことがあります。


それは、「どこに薬を塗るか」「どこに保湿剤を塗るか」ということですね。


赤ちゃんをお風呂に入れる前。


裸にしたときに、目で見てチェック。全身をやさしくなでて、チェック。


赤いところがないか

カサカサしたところがないか

ザラザラしたところがないか

ゴワゴワがないか

ブツブツがないか

じっとり、ジュクジュクがないか


さらっと、チェックして、「どこに」「何を」塗るか、決めておくわけです。


「決めておく!」というと、ちょっと大げさですが。


お風呂から出たあとに、「どこに」「何を」塗るか、おおよそ計画しておく。という感じですね。


「ぼんやりと」でも、かまいません。


ひととおり肌のチェックをしておく。どこがすべすべで、どこがカサカサか。お風呂に入る前に、「肌の状態を知っておく」ということが大事なので。


お風呂に入れる前に全身の肌をチェック


保湿剤の効果を高める原則。それは、風呂あがり、まだ肌が湿っているうちに、保湿剤を塗ることです。


目標は、「風呂あがり3分間のうちに」。


これを、実行するなら、風呂を出てから、「どこに塗ろうか」決めていると、いろいろ不都合が出てきます。


まず、「どこに塗ろうか」迷っているうちに、時間がかかってしまうこと。


そのあいだに、どんどん肌は乾いていってしまいます。


風呂を出てから、「どこに塗ろうか」決めている。


それには、もう1つ大きな不都合があります。


それは、「カサカサしている部分がわかりにくくなる」ことです。


肌が湿っているときに肌をみても、カサカサしている部分は、わかりにくくなってしまいます。


保湿が必要な部分に、保湿剤を塗る。


それには、やはり、肌が濡れる前。つまり、お風呂に入る前。裸になったときに、全身の肌のコンディションを見るのがベストです。


見て。さわって。


お風呂から出たあとに、「どこに」「何を」塗るか。なんとなく計画しておくんですね。


もちろん、「体を洗ったあと、肌を見たら、コンディションが悪くなっていた」ということもあります。


そのときは、その肌の状態にあわせて、塗る場所が増えるかもしれません。


そのときどき。臨機応変に、ですね。


「全身の肌のチェックは、お風呂を出てからしかしない」


そんなふうだと、「保湿剤を塗っておけば乾燥を防げた」というところを、見逃してしまうかもしれません。


乾燥肌は、軽いうちにケアするのが、ベストですよね。


「どこに薬を塗るか」「どこに保湿剤を塗るか」


お風呂に入れる前に、全身チェックして、おおよそ決めておいてくださいね。