第一世代抗ヒスタミン薬
こんにちは。橋本です。
「かゆみ止めの飲み薬」は、大きく2つにわけて、「第一世代抗ヒスタミン薬」と「第二世代抗ヒスタミン薬」にわかれます。
「第一世代抗ヒスタミン薬」は、初めに開発された、かゆみ止めの飲み薬です。
抗ヒスタミン薬のうち、「第二世代抗ヒスタミン薬」が開発される前に、開発されたもの。
メリットは、比較的、「効き目が早くあらわれやすい」こと。
デメリットは、
・ 眠気がおきる
・ 集中力、作業能力が低下する
・ のどがかわく、めまい、吐き気がする
などの、副作用があらわれやすいことです。
実際の商品名(ジェネリックをのぞく):
・ タベジール(フマル酸クレマスチン)
・ レスタミン(ジフェンヒドラミン)
・ ポララミン(d-マレイン酸クロルフェニラミン)
・ ヒベルナ(プロメタジン)
・ アタラックス(塩酸ヒドロキシジン)
・ アタラックスP(パモ酸ヒドロキシジン)
・ ホモクロミン(ホモクロルシクリジン)
・ ペリアクチン(シプロヘプタジン)
この「第一世代抗ヒスタミン薬」は、眠くなると困る、集中力がなくなったら困る。というような場合には、あまりすすめられない飲み薬です。
逆に、ぐっすり眠らせたいという場合には、向いています。