赤ちゃんのお風呂 16:「わきの下」「手」「腕」を洗う
こんにちは。橋本です。
では、赤ちゃんの腕の部分を洗っていきます。
まずは、わきの下。
ここは、汗をかきやすく、汚れもたまりやすいので、しっかり洗っておきたいですね。
わきの下を洗うときは、片手で腕を持ち上げます。
そうして、わきの下が丸見えになった状態にしたまま、反対の手にたっぷり泡をつけて、手を左右に動かしながら、しっかり洗います。
次は、手です。
手はこぶしをぎゅっと握っているだけでも汗で汚れます。
さらに、好奇心の強い赤ちゃんは、周りにあるものなら何でもつかみます。
そのため、手はほこりや汚れがたくさんついているんですね。
手もしっかり洗いたい部分です。
ただ、赤ちゃんは、手を洗おうとしても、こぶしをぎゅっと握りこんでいる場合も。
手を開くように、指をこじ開けようとしても、赤ちゃんは反射的に、抵抗してしまうこともありますよね。
これでは、なかなかしっかり洗えません。
手のひらを洗いたい場合は、握りこんだ赤ちゃんの小指側から、泡をつけたママの指をそっと入れます。
そうすると、赤ちゃんは、ママの指を握ってくれるので、そのまま赤ちゃんのこぶしの中で、ママの指を動かして、しっかり汚れを落としていきます。
「赤ちゃんにママの指を握ってもらって洗う」という感じですね。
手の内側を洗ったら、外側、手の甲も、くるくる洗いましょう。
手を洗い終わったら、次は腕。
ママは、たっぷり泡を手にとって、赤ちゃんの手首をつかみます。
そのまま、ママは自分の手首を左右にひねって、くるくると、「ひじ」、それから「肩」に向かって、洗いあげていきます。
よく、肩から手首に向かって、上下にママの手を動かして洗う人もいます。
これだけでは、汚れはきれいに落ちません。
なぜかというと、腕の「しわ」は左右に走っているからです。汚れは、おもにしわに沿って、たまりやすいんですね。
きちんと汚れを落とすには、上下だけでなく、必ず左右にも手を動かして洗いましょう。
片方の「わきの下」「手」「腕」が終わったら、もう片方も同じ感じで洗うだけですね。
これで、上半身の洗いあげは、ひととおり終了。
次は、「股のまわり」をていねいに洗っていきます。