かきこわさないための基礎の基礎
こんにちは。橋本です。
皮膚をかきこわさないためにできること。
基本は、ツメをこまめに切ることです。
せっかくコツコツ、スキンケアを頑張っても。かゆみが減って、かく回数が減っても。ツメが伸びていては、皮膚をかきこわしてしまいます。
同じかきかたをしても、ツメが伸びているほうが当然、肌に強いダメージを与えますよね。
長く伸びたツメは、ちょっとしたことで、皮膚をえぐってしまう可能性もあります。
せっかく回復しようとしている皮膚に、痛恨の一撃を与えかねません。
そしてさらに、かくということは、単純に「肌を傷つけてしまう」ということだけにとどまりません。
かくことでダメージを受けた皮膚には、外から刺激やアレルゲンなど、アトピーの症状を悪くするものが入りやすくなるのです。
かく
↓
皮膚をこわす
↓
アレルゲン・刺激の侵入
↓
炎症がおこる
↓
かゆくなる
↓
かく
と、かくことは、悪循環の出発点にもなります。
「ツメをこまめに切る」という、とっても小さなアクション。
とても小さなことですが、それがアトピー悪化の悪循環を少しでもおさえることになるのです。
ちょっとしたことで皮膚をかきこわさないためにも、子どものツメは、こまめに切ってあげましょうね。
参考記事: