今日のお悩みは、
【苦手な勉強を克服するにはどうすればいいか】
です。
シリーズになっています。
本日は【算数編】
算数では、
①数の感が身についていない場合
②文章題が苦手な場合
について、お話します。
①数の感が身についていない場合
小さいうちに数の感覚を身に着けていると、
算数はかんたんになります。
幼稚園・保育園時代から
おかずやお菓子の数を数えること、
ものの値段がいくらなのか話題すること
や、
学校の入る前から時計の文字盤を読む。
など、やっておくことをお勧めします。
「今4時50分
あと10分で5時」
「3時30分の30分後は4時」
こういう日常会話で聞かれる
時計の話をどんどんしているといいと思います。
「今何時?」
「あと何分で何時?」
という会話があるといいですね!
数の感覚を身に着けるのに非常に有効です。
それから
「10はいくつといくつ」
でできているか。
これ、
すごーく大切です。
すごーく、
すごーく大切です。
0と10
1と9
2と8
3と7
4と6
5と5
6と4
7と3
2と8
1と9
0と10
「2」といったら「8」と言えるようにする。
「2」は「〇〇」であること。
「8」は「〇〇〇〇〇〇〇〇」であること。
が、視覚的にわかることも大切です。
10はいくつといくつは、
小学校入学前までに身に着けていると、
いいですが、
今からでも、
いつからでも
間に合います。
4年生でも、
高学年でも。
中学生でも。
すんなり言えるようになるまで、
練習。
「そんなこと?」
と思わないで、
やってほしいです。
大人には簡単にわかる10の合成ですが、
子どもにとっては身に着けるまでは、
難しいものなのです。
あとはかけ算九九が
スラスラ言えるように練習。
スラスラ言える子は、
答えの数字を見て、九九が出てくるか練習します。
たとえば「56」という数字は、
何×何でしょうか?
「7×8」
では、
「36」は?
「4×9」
「6×6」
ですね!
「12×3」
や
「18×2」
も、連想できるとすばらしいです!
このように
九九の答えとなる数字を見て、
〇×〇
と、答えられるようになる。
この練習は、
中学校の数学にもつながっています。
因数分解ですね。
(覚えてます?(笑))
九九は2年生で学習しますが、
ずっと、ずーっと
数学になっても使いますので、
たくさん練習して、
得意になっておくと、算数が楽しくなります。
以上、数の感覚をもち、
算数が得意になる方法でした。
次は、
②文章題が苦手な場合。
です。
文章題が苦手な場合は、
文章で何を聞かれているのかわからないうちに、
計算しようとして、
出てきた数字をなんとなくかけ算したり、
わり算したりして答えてしまいます。
文章題では、
何を聞かれているのかが、わかる
ということが大切です。
何を聞かれているのかが、わかる
ために有効なのは、
面倒くさいかもしれませんが、
その文章で書かれている
お話の絵や図をかく。
そうすれば、何を聞かれているのか、
視覚的にとらえることができ、
何算で計算すると答えが出せるのか
一目で
わかります。
難しい問題にであった時も、
その問題を
図や絵に表すと解ける
場合が多いです。
文章題は、
「図や絵に表す」
非常に有効です。
お子さんがお手上げ状態の時は、
一緒に文章を読んで
図や絵を描いてあげるといいですよ。
わかると楽しくなります。
楽しくないのはわからないから。
わかる喜びを感じさせてあげてほしいです。
ぜひ、
やってみてください。
以上、
【苦手な勉強を克服するにはどうすればいいか ②算数編】
でした!
【苦手な勉強を克服するにはどうすればいいか ③克服しない編】
に、続きます。
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