ごきげんいかがですか
早いもので、今週は3月の最終週です。
年度末となり、新年度が始まると生活も新しくなるという人も多かろうと思います。
あるいは不都合なものから離れられてリセットできる、という方々もいるかもしれませんね。
前回の記事で大震災から6年経ったという短文を載せました。
もう少し付け加えます。
ボランティアなどはできませんでしたが、時経てから何度か被災地域周辺を訪れました。岩手三陸沿岸や松島や石巻や女川など。原発事故地帯道路を通ったりもしました。
災害直後は大混乱をきわめたものの、今や「風化」が問題になるほどになっています。
時の経過とはそういうものかもしれません。
「被災地ツアー」や「ダーク・ツーリズム」(人類未曽有の事件・災厄の跡を訪れること)が盛んに言われたようですが、わたしの場合はそれほど大仰なものではありません。
観光や物見遊山とは違い、視察・見学とも言えず、見聞行(けんぶん・こう)とでも言うべきでしょうか。千年に一度の災害とまで言われた地帯からさして遠くない所にいるのに無関心・無為ではいられませんね。
幸か不幸か暇だけは有り余るほどあるものの、先立つものが圧倒的に不足しており、体調に波もあるので、実行できることはごくごく限られてしまいます。それでも、何もしないよりはマシ。少なくとも精神衛生上はそうです。 誰か他人のため、というよりもまさしくわたし自身のための行動です。
先月中旬には宮城県女川町を訪れました。
3.11の時は沿岸部に集まっていた町中心部が津波の大打撃を受けて、全町壊滅に近い被害が出たところです。現在では再建なった女川駅周辺部に新しいモダンな商店街が造られています。町全体がしっくりとしたたたずまいを取り戻すには未だ道半ばなのでしょう。にわか訪問客には奥深いところまではわかりません。
仙台駅から仙石線で石巻まで1時間、そこから石巻線で30分の終点です。石巻線は単線のワンマンカーで乗降には客がボタンを押してドアを開けます。以前の駅舎はなかなか風情のあった所のようで、なおかつ駅舎に付属して旧車両を利用した温泉施設が設けられてあって、鉄道ファンには人気があったらしいです。これにのっとってか、新駅舎にも日帰り温泉施設と土産物販売所が併設されています。規模は大きくありませんが、清潔・合理的な造りでした。平日だったので利用者はほとんどご老人でした。
(今や、日本中で見受けられる光景ですね。)
女川温泉ゆぽっぽサイト http://onagawa-yupoppo.com/
冬過ぎて春。
縮こまった体や気分が幾らかでも緩むとよいですな。