なんやかんやとしている間に、更新にだいぶ時間がかかってしまった。
夫が4月上旬に、陰嚢水腫の手術をしたのだけれど、今日もそれの続き。
もういいだろう、という気もするが、備忘録ということで。
【入院4日目、手術から2日】
昨日は、尿管を抜いたが、この日は傷口付近についていたドレーンを抜いたらしい。
その痛みについてはノーコメントだったので、他の痛みに比べるとたいしたことはなかった模様。
思い返してみると、私も開頭手術の後に頭からドレーンを抜いた時の痛みは、直後の予告なしのステープラーの衝撃にかき消されて思い出せない。
術後から37℃を超える微熱は続いているようだけれど、だいぶ元気が出てきたようだ。
その証拠に、ランチで出たバナナで私の入院中のことを思い出して、ゴリラチャレンジ的な動画を送ってきた。
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私が術後に口が開かないことを訴えるため、バナナを食べている動画を夫に送ったところ、結果、顔面がパンパンに腫れたオタフクゴリラがウホウホしながらバナナを食べるだけの動画になった残念な記憶。
夫は、自分もゴリラになるのではないかと、1ミリも思っていないくせにチャレンジした上で
「ゴリラにならないね」
とコメントを送ってきた。
・・・うん、この人、すごく元気になった。
妻をいじるくらいの余裕が出てきたってことだ。
何となく釈然としないが、元気になってきたのは良いことだ。
ということで、午後、お菓子などを持参してお見舞いに向かう。
顔色もよく元気そうな夫が出迎えてくれた。
動くと痛むようだが、ベッドの上にいる限りは痛みもなく過ごせているようで一安心。
そんなこんなで話をしていると、トイレに行くため動き出す夫。
まだ、通常の歩行は難しいようで、ヨタヨタと歩き出す。
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漢(おとこ)
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ということで(どういうことだ)、この翌日、入院5日目には翌日の退院許可がおり、入院6日、手術から4日目に退院の運びとなった。
退院した時点で、患部の腫れと多少の痛みはあったのが、1週間ほど経つと痛みはなくなり、2週間後には腫れも引いた。
術後の診察は、順調な回復ということもあり、1回のみの通院で済んだ。
また、縫合部分の糸は自然に吸収されるタイプのものだったので、抜糸などもなく、手術から5ヶ月経った現在、完全に全快している。
この入院生活についての夫の所感。
●手術についてちょっとナメていた。
→陰嚢水腫の手術は、日帰りで実施している病院も存在するため、もっと身体的な負担がないと思い込んでいた。
●新人の先生について
→新人の練習台になるのはできれば遠慮したいが、仕方ないこと。ただ、予告してほしかった。4月の新人の練習台になるリスクは高いのかしら。
●食事について
→他に楽しみがないので、食事の時間がとても楽しみだった。
結論としては、手術をして本当に良かったそうだ。手術直後はあまりの痛みに後悔を口にしていたが、それを乗り越えてからの回復は早かった。また、手術をして本当に楽になったので、まわりにそういう方がいたら、手術を勧めたいとのこと。
私も、夫の初めての入院ということで、あたふたしまくっていたが、入院する家族の心持ちというものを知ることができて、とても勉強になった。
そして、手術の日、看護師さん達が賑やかにしていることにとても救われた。
彼女たちが、きゃぴきゃぴしながら(いい意味で)手術直後に運ばれてきた夫をベッドによっこいしょと移しているのを見て、ああ、問題なかったんだと確信できたからだ。
自分が入院した時も思ったことだが、改めて。
看護師さん すごい。
その後、引越しも無事に完了しました。