「龍馬伝」最終回を観ました。
視聴率は、21.3%だったそうです。
龍馬は、幕末期にあって、一つの世直し的なものをした人物で、
最後には、人から恨まれて、暗殺されます。
社会の流れを大きく変えるような仕事を成し遂げ、
その頂点に立つ者がいれば、
その流れから大きく疎外されて、その成功した人物を
嫉妬し、妬む人間が生まれます。
人間には、大体、
人から恨まれて生きる(死んでいく)者と
人を憎んで生きる(死んでいく)者との2種類の
人間がいるようです。
さしずめ、私は、後者の方でしょうか?(笑
仏教では、人間のことを「機」といいます。
いろんな「仕掛け」や「仕組み」を持った「機械」という意味です。
とにかく、人を憎んだり、恨んだり、罵倒してみたり、
そういう仕組みを持った「機械」が、人間なんです。
だから、ひょんなところで、その機械にスイッチが
入ると、もう、死ぬまで、その仕掛けは働き続けます。
一方で、人間は、「仏法」を聴くことができる「仕組み」も
もっているのですが、
残念ながら、その機械に、なかなかスイッチが入らないのです。
そのスイッチが入ることを、「縁に触れる」といいます。
「仏縁」ともいいます。
仏法を伝えていくのは、人です。
その人間関係が、希薄になり、疎遠になった昨今では、
そのような仏法としての人に、出会う機会は、
そんなに、あるわけではありません。
最初の、恨まれるか、恨むかという話に戻します。
私は、やはり、人を憎みながら、死んでいく「機械」に
作られているようです。
●●●さん、あんたには、
いろいろお世話になったな。
覚悟しいや!(笑
少しでも多くの方に読んでいただきたいので、
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