不幸になる行動習慣 | 微塵のごとく

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大震災からブログをお休みしていました。あれから、8ヶ月。ブログを再開しようかなと思いますが、さぁて?!

不幸になる生き方 (集英社新書)/勝間 和代
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幸せをつかむ道とはすなわち、地獄に進む道、


不幸になってしまう生き方をとことん知ること、


そしてそれを避けることなのです。これが、


私がこの15年間、幸福と不幸を分けるものに


ついて考え続けた、最大の発見であり、気づきでした。


しかも、このような不幸な生き方というのは、


無意識な習慣のなかに潜んでしまっています。


不幸な人は、自ら不幸になるように、毎日行動を


繰り返しているのです。


自分が不幸な人生だと感じることは、会社や親や社会が


作ったのではなく、自分自身の不幸な生き方、考え方、


行動習慣、言葉、すなわち、日常生活の一つ一つが、


自分の不幸を作っているのです。



著者は、幸せな人と不幸な人との違いを、「7つの法則」と

して、紹介しています。

その中、仏教の考え方にも通じる法則を、あげてみます。


応報の法則

 幸福な人───他人の悪口、非難などが、めぐりめぐって自分への

           足かせになることを理解している。その結果、

           ネガティブなことや批判的なことは口にしないし、

           不満があるときには問題解決につながる建設的な

           批判をするよう、心がけている。

 不幸な人───何か不満があると、まずは相手の欠点を見つけて、

           批判と非難を繰り返すことで、一時的な精神の

           安らぎを得る。その結果、自分は何も変わっていない

           のに自分がよくできるという自己欺瞞に陥って、

           ますます自分を安心させるため、他人を批判する

           ようになる。


また、著者は、

日本人が、先祖供養的な宗教しか持ち得ないのは、

現世にフォーカスした幸福論を携えた宗教が、

日本にはないからだという指摘も、あります。


そうですね。

仏教界に身をおく者としては、ちょっと痛い話です。


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