私たちのこれから | 微塵のごとく

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大震災からブログをお休みしていました。あれから、8ヶ月。ブログを再開しようかなと思いますが、さぁて?!

私は、団塊の世代です。


戦後、昭和22年から24年に生まれた、


第1次ベビーブームといわれる世代です。


私たちの親は、第2次世界大戦を経験しています。


そして、私たちは、欧米流の戦後教育の申し子です。


多くの知識と教養に富んだ人間になることを至上命令として、


多くの受験戦争をくぐりぬけてきました。


ビートルズを聴きながら、受験勉強をしました。


“ながら族”といわれた世代です。


実際、ギターを手にしたのも、そのころでした。


そして、学問の最高府、大学に進学を果たした直後、


全国的な大学紛争の波が押し寄せました。


そこで、「学ぶ」ということはどういうことなのか、


必死に考えました。


知識、詰め込み型の“頭でっかち”が問われました。


大学のキャンバスで、受け売りの理論闘争にあけくれました。


やがて、私たちは、社会人となり、高度経済成長が訪れます。


私たちは、その主役、担い手となり、“金の卵”ともてはやされました。


そして、私たちの時代は、マイホームを建て、子育てを終え、


バブル崩壊、地域共同体の崩壊、人間的連帯感の喪失。。。


と終焉を迎えます。


モノ、カネが主役だった経済成長は停滞し、私たちは、


一変して、孤独感と閉塞感のるつぼの中に落とされました。


20世紀の終末。


日本人は、生まれてから死ぬまでの現世を


絶対化して生きてきましたが、それが、見事に


崩れていきました。


21世紀になりました。


その世紀も、もう10年が、あっという間に過ぎました。


私たちは、どうも「悲しむ力」を失ったようです。



私たちに残されたのは、あと20年・・・・・・・・・


「老い」と「病い」を上手に生きのびていく極意なんかありません。


年金も、おまかせでもらえるわけではありません。


高齢者に優しい社会でもありません。


健康も、幻想にすぎないかもしれません。



さぁて、私たちは、どんな覚悟をしたらいいんでしょうか?


おせえて(笑


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