大義という名のメンツ “いっちゃんが、いっちゃんええ” | 微塵のごとく

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大震災からブログをお休みしていました。あれから、8ヶ月。ブログを再開しようかなと思いますが、さぁて?!


いのちの海へ ←ひと昔の画像ですみません



いっちゃんが、代表選に立候補した。


ここに至るまでに、三つの大義という名のメンツが

錯綜した。


一つは、直人くん。

自分には、おぼっちゃまくんと民主党を結党したという

メンツがある。

“脱官僚”を旗印にしていた直人くんは、最近“親官僚”になりつつあり、

むしろ“脱小沢”を推し進めているのだ。


二つには、おぼっちゃまくん。

直人くんと一緒に結党したメンツもあるが、何といっても、

あの、いっちゃんを民主党へ迎え入れたという

功労者としてのメンツを持っている。


直人くんに、巨頭態勢?を組むのなら、いっちゃんに

協力をするように進言をしたが、直人くんは首を

タテに振らなかったらしい。

メンツをつぶされたおぼっちゃまくんは、すぐに、

「いっちゃんが、いっちゃんええ」と転身したのだ。


三つには、当のいっちゃん。

お坊ちゃまくんとは、自民党以来のお友だちだが、

お坊ちゃまくんには、“貸し”があると思っている。

民主党結党以来、10数年、野党に甘んじた党を、

与党、政権交代するまでに大きく育てたのは、

「このオレだ」というメンツがある。

それなのに、自分が描いたシナリオを、見事に

消し去ったヤツが、直人くんなのだ。

そして、“脱小沢”とは、もう、黙っていられるか。


民主党政権は、1年経ったいま、今、内部の権力闘争の

場と化した。

政策はどこかに消えた。

マニュフェストも、シュレッダーで、処分されたらしい。


かつて、小泉劇場なるものが一世を風靡したときがあった。


今は、何の面白みも、酔狂もない、たゞの茶番劇だ。


直人くんは、こう言い放った。


「本当の政権担当者は、だれがいいのか。

 自分の政策を訴えて、国民の皆さんの支持を

 いただきたい」


国民は先の参院選で、きみに“ノー”を突きつけたはずだ。


菅くんのとんでもない“勘違い”だ。


いやぁ、洒落てる場合じゃねえ!


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