- こまった人 (中公新書)/養老 孟司
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“嘘も方便”というのが、日本文化の中に指定席として
どっしりと居座り続けている。
医学の世界では、
“ガンの告知”が社会的に認知されるまで、
医者は嘘をつくのが仕事だった。
- 外国へ旅行に行くと、日本人はよくだまされる。
- 値段のつけられない骨董品と思って買い求めたものが
- たゞのお土産ものだったり。
- バーの客引きに、道を尋ねられたり。
- バーにたどりつくと、そこは“ぼったくり”だったり。
- 政治家は、もともと大嘘つきである。
- 人々が聞きたいと関心をもっていることについて、
- 政治家は堂々と嘘をつく。
- 今の鳩山政権も然り。
- 正直者は損をするのである。
- 正直者ばかりだと、また、堅苦しくてたまらない。
- アニメも、芝居も、みんな嘘である。
- 絵に書いたミツバチが飛ぶはずがない。
- 国定忠治が、いま生きているはずがない。
- テレビも、時には、嘘をつく。
- いや、全部が虚像かもしれない。
- そうなると、正しいものを正しいと言い切るのは
- 科学しかないのか。
- でも、科学的思考だけでは、なにか面白くない。
- 人間界にも、うそつきと正直者が、ある割合で
- 存在しているから、結構面白いものなんだろう。
もう一度いいます。
僕は、永六輔と親戚なんです。
少しでも多くの方に読んでいただきたいので、
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