続きです。
いきなり結論ですが、結局今回もかなり親が支援して
子供の自由研究は新学期が始まる4日前に完成しました。
やっぱりそれなりに形になったものを提出するには
まだ完全に本人主導では難しかったです。
(我が家の場合)
子供には
「来年は、もし自由研究をやりたかったら親は一切
口出ししない(写真をプリントアウトしたり、必要な材料を
購入したりはもちろんやりますが)から、自分で頑張るんだよ」
と伝えておきました。![]()
ただ、今回の自由研究を通じて今後の課題が見えた気がするので、
忘備録としてここに書いておこうと思います。
課題①:ゼロベースで何かを考えたり作り上げたりする経験が乏しい
決して本人にやる気が無い訳ではないんです。
ただ、いざテーマを進めようとすると(あ、結局テーマは本人が
好きなアニメ・本から、科学分野のテーマにしました)、
「何をすればいいか分からない」と。 ![]()
もちろん自由研究の進め方は学校から配布されている資料も
ありますし、昨年の受賞作品集を一緒に見たりもしましたし、
このテーマだと大体こんな風に進めたら?と助言もしましたが、
それでもなかなか本人の手が進まないんですよね。![]()
これは恐らく我が子に限らないのではないかと思うのですが、
最近の子供はゼロからじっくり何かを考えたり作り上げたりする経験が
少ない気がします。
(学校で出される課題はそつなくこなしているようですが)
思うのですが、最近の子供達って何だか毎日忙しそうなんですよね。
我が家は習い事は現在1つしかしておらず、定期購読の教育教材
なんかもやっていないですし、学童にも行っていないので
平日は割と余裕があるはずなのですが、私の見ている感覚では
あまりそうは感じないんです。
自分自身が小学生だった〇十年前を思い返してみると、
毎日もっとのんびりしていた気がします。
何でしょうね?6時間目まである日が多いのでしょうか?
通学にかかる時間はむしろ私が子供の時より少ない(学校が近い)ので、
あと考えられるのは自主学習を含む宿題にかかる時間が多いとか??![]()
とにかく平日は学校から帰宅後、お友達と遊ぶ日は5時までと決めて、
それ以外の日は
帰宅→おやつ→宿題→ゲーム or 読書→お風呂・夕食→テレビ or 読書→就寝
という流れなのですが、子供が自由に使える時間は隙間時間の
30分~1時間程度なので、どうしてもゲームや読書、たまに絵を描いたり
折り紙をしたりといった具合で、普段じっくりと何かを考えたり
自由な発想で創作活動をしたりする機会が無いんですよね。
以前何かで読んだことがあるのですが、子供にとって
”暇な時間”
”退屈な時間”
というのはとても大切な時間なんだそうです。
こういった時間を持つことで、自主性や創造力や考える力を
養うことが出来るといったことが書いてあった気がします。
私も自分の子供の頃の体験から、何となく分かるような気がしたので
習い事に関しては、子供が小さい頃から「多くても週2個まで」
という方針で来たのですが、今回の自由研究を通じて
ただ時間に余裕を持たせてあげるだけでは、結局空いた時間を
ゲームやテレビ、読書といったある意味”受け身姿勢の遊び”で潰してしまい、
自主性や創造力が養われないのだと感じました。
とは言え学校の勉強や宿題はきちんとしなければいけないと
思いますし、お友達と遊ぶ時間も人間関係を学ぶ上でとても大切な時間
だと思うので、土日の過ごし方で何か工夫できないか、
もう少し考える必要があると思いました。
課題②に続く