長々と綴って来ましたが今回で完結です。
昨日は課題①としてゼロから何かを作り上げる経験が大切だと
いうお話しでしたが、今回はもう一つ感じた課題の話しです。
課題②:文章を組み立てる、長文を書くこと
突然ですが、うちの子供はかなりの本好きです。
幼少期から読み聞かせは人並み(?)程度にはしてきたつもりですが、
本人が自分で本を選んでどんどん読み進めるようになったのは
小学校低学年も終わりの頃でした。
きっかけは「ハリーポッターシリーズ」。
元々は私が第一巻の「ハリーポッターと賢者の石」から
第三巻の「ハリーポッターとアズカバンの囚人」まで
読み聞かせをしていたのですが(当時、長くて声が枯れそうでした
)
第四巻も読んでと言われた時に
「四巻以降は上下巻あるし、長すぎてもう無理・・・
」
となったので、冒頭の1話で根を上げたら、続きを知りたい子供が
自ら読み進め、結果、大の読書好きになったのです。
(母はよく頑張った!と自分を褒めてあげたい
)
本を読むのが好きなら、書くのも当然得意だろう、と
勝手に思い込んでいたのですが、今回自由研究の結果を
まとめている時に、まずは下書きを本人に任せてみたところ
・・・何と言うか、かなり厳しいものを感じました。![]()
具体的には
・まず1文がやたら長くて、句読点、特に読点が少ないので
とても読みにくい
・同じような内容の文章が言い方を変えて繰り返し出てくる
(起承転結が意識出来ていない)
・「てにをは」を正しく使えて無い
・文章を書こうとしているスペースに見合った文字の大きさを
考えていない
(「その大きさの文字で書くと入り切らないよ」と言うと
今度は小さすぎる文字で書こうとする
)
等々、まあ文章を書く時の基本的なことですね。
正直、同じ年ごろの一般的な子供達が書く文章を目にする機会が
無いので、うちの子供がどの程度のレベルなのかよく分からないのですが、
”自分の考えていることや、経験した出来事を文章で分かり易く説明する”
ということはこれから生きていく上である意味最も重要なことなので
こちらも根気強く教えつつ、たくさん経験させていかないと
いけないと感じました。
と、ここまで書いて自分の文章を読み直してみると、子供に
「お母さんも出来てないじゃん!」
と言われそうな気がしてきました。![]()