おはようございます。
でんきやさんの販促実践アドバイザー、メオマサユキです。

12月も早くも後半。今年も段々押し迫って来ました。

さて、正月前に準備するものと言えばしめ飾り。

大阪では昔、お正月に箕面にドライブに行くと生息しているお猿さんに、車に付けたしめ飾りのみかんが全部食べられた、と云われたものです。最近は車に付ける風習が減ってしまいましたが。

しめ飾り

■そもそもどうしてしめ縄を付けるんだろう?
起源は神話の世界に遡ります。
太陽を象徴する天照大神(あまてらすおおみかみ)が、弟の須佐之雄命(すさのおのみこと)の悪行に怒り、天岩戸に隠れたため世の中が暗闇に包まれてしまった。

これに困った八百方の神が天照大神を岩屋から連れ出そうと、岩戸の前で酒を交わし踊り、大いに笑いました。

自分が隠れて闇になっているのに、と訝しんで顔を出した天照を神々が岩戸から連れ出し、再び隠れることのないようにと岩戸を縛ったのが『しめ縄』だった。

という話が元になっているそうです。

■「しめ縄」と「しめ飾り」、どう違うの?
この由来から『しめ縄』は神様が宿る場所、つまり家庭では神棚に飾ります。

一方『しめ飾り』は、しめ縄に願いを込めて縁起物の飾りをつけたのが始まりとされ、一般的には玄関につけます。

それには、この家は神様を迎えるのにふさわしい場所ですよと示す意味や、一度家の中に入った神様が出て行かないためなど諸説あります。つまり、

神様が宿る場所に飾るのが「しめ縄」
迎え入れる場所に飾るのが「しめ飾り」


こういうことなんですね。

年末年始に箸休め的にお客様にお伝えする情報として、こうした豆知識も良いかな、と紹介させて頂きました。

ちなみに、この情報は能登でホームセンターを経営する友人のブログから拝借しました。

そう言えば、先月行った伊勢神宮の参道ではこの話、沢山紹介されていたんですね。自分も知っていた筈なのに、ちゃんとアンテナ張ってる友人には敵わないな(^^;

こちらのブログでは更に、しめ縄を取り付ける正しい時期についても言及されています。

是非見て頂いて、参考にして頂けると嬉しいです。

それでは今日も良い一日を☆