8/13-14
RSR2日目のつづき。
夕方からボヘミアンでライブを満喫してここで腹ごしらえ。
今回のRSRでは初めて友人と合流して、まずは乾杯。これが今回唯一の飲酒でした。やっぱり貧血気味のせいか、モヒート1杯で若干グラグラ...でもいっぱい飲酒をするのとほとんどしないのでは後半の疲労感が全く違う!体調万全で参加した年よりも全然元気が持続してました。
ちょっと時間があったので散歩がてら他のステージをふらついて、通りすがりの店で広島焼きを購入したんですが、あまりの不味さにすっかり食欲も失せました。なんであんなに不味くできるんだ。。。キャベツはベシャベシャだし、生地がゴムみたいだったw
そしてボヘミアンに戻る途中、花火が上がり始めました。この時、今年はまだ一度も花火の音すら聞いてなかったことを思い出しました。RSRがなかったらホントに私の生活に夏っぽさゼロだったなー。
にしても今年の花火、異様に長かったですが節約し過ぎて逆に予算でも余ったのかなw?
花火がまだまだ続く中、ステージではすでに七尾旅人と向井秀徳が音出しを始めてました♪
向井秀徳+七尾旅人
<BOHEMIAN GARDEN>
この2人で一体どんなステージをやるんだ?と、今回かなり期待して待っていたアクトです!
ステージ右側に向井。左側に旅人。パイプイスに座ってそれぞれ自分の足元に機材を固め、各々お酒の瓶やグラスをセッティングした小さいテーブルも置いてました。
リハではギターを爪弾きながら向井秀徳が延々「しっぽ!猫のしっぽ!」と繰り返しており、それに時折り七尾旅人が囁く様に「しっぽ・・・しっぽ!」と絡んでいく感じw
最終的に「石狩鍋に猫のしっぽを入れて~」と繰り返し歌ってました。ちなみにステージの横には石狩鍋の店がありましたw営業妨害ww?
ひとしきり音出しを終えて、ステージ上で自宅にいるかのように寛ぎだす向井。黙ってテーブルの上のお酒を飲みつつタバコをふかしている向井氏の背中...素敵!!ときめいた。。。
旅人はといえば、ステージをフラフラして、「トイレ行きたいんだけど...行かないとライブ中に漏らすかも・・・」とか、用意されるお酒に対して「最近飲むと全部おしっこになるから・・・」とかとにかくずっとトイレの心配をしてましたw
そんなこんなでライブスタート。
座って待機してたお客さん達が一斉に立ち上がったら「あ、立たなくていい。座ってみるくらいがちょうどいい感じだから」と旅人。
持ち時間はなんと90分。旅人も「他に観たいものあったら観て来てもいいよ。たぶん戻ってきてもまだやってるからw」
今年のRSRは出演者が少なめな分、いつもより持ち時間が長いアクトが多くて嬉しかったです!レキシなんて延ばして2時間やったとかw
今回のライブは、旅人・向井が一人ずつ交互に演奏していってお互いにちょっとずつ即興で絡んでいくステージでした。
先攻で七尾旅人が北海道にちなんで『知床旅情』を弾き語り。
柔らかい良い雰囲気で歌い終わった後「でも森繁久弥って大阪出身で北海道に縁もゆかりも無いらしいね。エア北海道的な曲だよね」と自ら水差しw
続いて向井秀徳。ギターの音がすごいカッコ良かったです!何と言うか激しくないのにギラギラしてる感じ。。。私は昔ナンバガを何回か観たことある程度だったんですが、その時の印象ではちょっと苦手でした。学生時代には誘われてコピーバンドやったこともあるんですが(青春の1ページw)ぶっちゃけ過大評価されているミュージシャンだとすら思ってたんですが、今回観たらメチャクチャカッコ良かったです。。。すいません!
七尾旅人の『サーカスナイト』。ボヘミアンの雰囲気にマッチして幻想的で素敵だった。。
『シャッター商店街のマイルス・デイビス』では2人で「やりたくて~」を連呼wっていうかこの曲以降、このステージで演奏中一番発せられた言葉は「やりたくて~」だった気がしますw
演奏終了後、旅人が「観客ドン引きすいません・・・」って言ってたけど、全然ドン引きしてないです。最高でしたよー。
「たぶん間違ってここに来ちゃった中学生とかで『やっぱりクロマニヨンズ観れば良かった・・・何だったの?今のー。。。』って泣きそうになってる人とかいるよ!」とか結構気にしてましたwたしかにトラウマになりそうなくらい強烈な演奏でした!
その後「変態の曲やります」って始めたルー・リードの『Walk On The Side』のカバーも2人の絡みが絶妙で凄かった!
「レイ・ハラカミさんに捧げます」と言って歌った『コードを一つ覚えたら』という未発表曲。凄くよかったです。
本当に序盤は一つのコードを延々ならして歌を歌って、それが2つ、3つに増えていく曲でやっぱりこの人の感性って独特だなといました。
『どんどん季節は流れて』はサビの部分だけ。この曲のAメロも好きなのになぁ~。でも会場全体で静かな合唱になったのは素敵でした。
向井秀徳の曲はほとんどわからなかったんですが『Delayed Brain』はやったはず。
『サカナ』という曲も披露してました。
「昔のバンドの曲を」って言って『TATOOあり』を始めた時は一気に歓声が上がりましたね。カッコ良かった。
どの曲だったか、歌詞の中で原爆が落とされた日時と震災の日時を羅列して歌っていてみんな吸い込まれるように食い入って聴いていたのが印象的でした。もちろん私もですけど。
旅人も『圏内のうた』を歌っていて、やっぱり「震災以降」ということを考えずにはいられなかったです。
それにしても、もっとちゃんと向井作品を聴いてくれば良かったなぁ。。。『ふるさと』も歌ってましたよ。
ラストは七尾旅人の『Rollin' Rollin' 』向井ラップバージョン☆
向井ラップの時に旅人が『CRAZY DAYS CRAZY FEELING』のフレーズを挟んできたりしてました♪
この曲の時にはステージ前にみんなで殺到!で、この時初めて気付いたんですが男子率高w!!普段行くライブは圧倒的に女ばかりなので新鮮だー。
いやはや、めちゃくちゃ良かったです。向井と旅人、演奏者が変わると一気に空気も景色も別物に見えました!でもどちらも幻想的なのにリアル。全く異色な組み合わせと思いきやどこか似ている感じもして最高でした。
こういうステージ、即興が得意な別のアーティストでも観てみたい。。。トモフとハルで90分ボヘミアンなんてヨダレモノだな。。。
もちろん、この2人もまた観たいです!!今さらながら向井秀徳を見る目が完全に変わったステージでした。
セトリ(わかったものだけ・・・)
<七尾旅人>
・知床旅情
・サーカスナイト
・シャッター商店街のマイルス・デイビス
・Walk On The Side
・コードを一つ覚えたら
・どんどん季節は流れて
・圏内のうた
・Rollin' Rollin'
<向井秀徳>
・Delayed Brain
・サカナ
・TATOOあり
・ふるさと
・カラス
・CRAZY DAYS CRAZY FEELING
クリスタルでやっているZOOMYを観に行こうかと思いましたが、どうせ入場規制で入れないだろうと諦めてまたちょっとフラフラ。
四人の侍に斉藤和義が出るようなのでサンへ観に行ったんですが、土手で遠目に観ていたら物凄い睡魔が・・・なかなかせっちゃんも出てこないし、そのまま寝てしまいそうなのでボヘミアンで一眠りすることにしました。
次のインディーズ電力のセッティングが行なわれる中、ゴロゴロとトドのように転がり空を見上げる私。毎年このくらいの時間にボヘミアンで転がってる気がするw
こうやってまわりに誰も知り合いがいない野外で、寝そべって空を見上げることが人生であと何回あるんだろう?と、ナルシスト思考を爆発させながらぼんやり考えてました。
そうこうしているうちにもステージ上では「タイジくんはこっちの席~」とかセッティング中。様子を見てニヤニヤ。リーダーっぽいスタッフの人がカリカリしてたような・・・みなさんお疲れ様です。
インディーズ電力
<BOHEMIAN GARDEN>
あれだけの睡魔でも意外に眠れないものだなぁー。インディーズ電力スタートの時間になりました。
ステージ上には横一列に3つ並んだイスとアコースティックギター。
佐藤タイジ、うつみようこ、高野哲のボーカリスト3人のユニット。
メンバーが出てきて、ステージに近づくお客さんたち。するとようこちゃんが「いや前来なくていいから!そんなに見ないで!」と、弱気発言wタイジも「ゆるい感じでやっていくから、ね」と珍しく妙に自信なさそうw
このバンドはヒット曲がないので、往年の名曲をベースにした「替え歌バンド」wとのことです。歌詞は日本語で今の社会情勢的なことが中心でした。
『インディーズ電力』って言葉自体、メジャー独占の電力供給システムから脱却しようっていうことらしいです。
で、始まったのが高野さんボーカルの『JUMP』が最初だったはず。タイジがギターソロの時、タイジ・ヴァンへイレンって呼ばれてましたw
タイジが『20th century boy』。本当に王道選曲だなぁ☆アコギでもタイジのギターは最高だ☆
で、ようこちゃんボーカルでピンクレディーの『UFO』。これが凄い暗~いUFO!呪いの歌か?ってくらいwそれがめちゃくちゃカッコ良かったです。
続いて高野さんで『SMOKE ON THE WATER』だったと思います。
それにしても・・・《ゆるい感じで~》ってゆるくしゃべりすぎですよ~!!
ようこちゃんがUFO歌った繋がりなのか、タイジがいきなり空を指差して「あ、UFO!」しかし、お客さんはあんまり騙されずwその後「UFO見たことある人いる~?―あ、ほらやっぱり結構いるんだよ!」とテンション上がるタイジ。ようこちゃんが「あんた(タイジ)はあるの?」「オレ?オレは無いよ。」なんなんだw
ようこちゃんが「ギターを持って歌うようになったのは30才になってから。それまではチンドンしかやってなかった」というと、タイジが「チンドンで何やってたの?」、ようこちゃん「はぁ!?そんなもん、チンとドンや!!」w
高野さんが頭が良いのは帯広出身だから、とか・・・エンドレス。。。w
途中ようこちゃんが「もうあんたらしゃべりすぎや!曲やるぞ!」というもののまたおしゃべり。。。正直、もう早く曲やってよ(泣!!って思いましたw
ここまで来るのにかかった時間およそ50分。。。。
ソカベのステージ開始時間5分前まで粘りましたが、泣く泣く移動。もうちょっと曲聴きたかった~!!おしゃべりの印象が濃すぎて、曲の記憶がほとんど無しw!!
セトリ(元曲)
・JUMP(高野哲)
・20th century boy(佐藤タイジ)
・UFO(うつみようこ)
・SMOKE ON THE WATER(高野哲)
曲の途中でサンへダッシュで移動。
曽我部恵一
<SUN STAGE>
息を切らしつつサン横まで来ると『春の嵐』が始まってました。
深夜2時半にアコースティック弾き語りということもあり、思ったとおりお客さんはあまり多くありませんでした。スタンディングゾーンに入り、するするとステージに近づける。
やっと落ち着いてステージを見上げた時、ハッとしました。
本当にたった一人でサンステージに立ってる。
「ここで一人で弾き語りした人っていないんだって。だからすごくプレッシャーでした」とソカベ。
以前ソカベが「人前で自分の歌を歌うのは恥ずかしいことだ」っていうようなことを言っていて、ソカベでもそんなこと思うんだなって思ったのを思い出しました。
それでも、今目の前にいるソカベは、こんなに堂々と、暗くて広いステージに、アコギを持って一人でスポットライトに照らされていました。
かっこいい。めちゃくちゃかっこいい人だ思いました。
「いつもカフェでやってる感じでって言われたんでそうします」と言って『愛ってやつを』から『抱きしめられたい』。
空気も何もかも、ソカベ。
それにしても『抱きしめられたい』を聴くと最近妙に切なくなるんですが、私・・30近くなって遂に人恋しくなってきてるんだろうかw
「ロックバンドに負けたくないんで!」と『ハルコロック』でギターをかき鳴らし、『テレフォン・ラブ』ではお約束の「テレフォンラブって曲やってま~す」♪
ピンクバンドツアーで聴いた新曲『満員電車は走る』は、前回聴いた時よりも格段に良くなったように感じました。前は、あ~最近のソカバン系だな。。。って思っただけだったけど、今回は凄く切なく響いてきました。歌詞もちょっと変わったかな?音源で聴けるのが楽しみです。
『Imagine』の日本語訳カバーも披露。清志郎のものとはまた違ったソカベらしい訳でした。
『白い恋人』では歌い出しで歓声が。RSRで聴くこの曲は格別です。何しろこの後朝日を見る用意をしてますからね。
「次の曲はピアノでやります」とソカベが言った時初めてステージにグランドピアノがあることに気がつきました。
何をやるのかとドキドキしていたら、優しいピアノの音にソカベの声が響いて『ベティ』でした。
もう第一声で感極まってどうしようもなくなってしまいました。
ピアノを弾く手元を見ると、明らかに習った手つきではないぎこちない演奏法、でもソカベらしい本当に綺麗な音でした。
ラストは『おかえり』。
ソカベはいつもソカベでいつも特別です。私にとってソカベの何がこんなに特別なんだろうっていつも思うんですが、ソカベのつくるものが好き。それだけしかわからないんですよね。
歌い終わって時計を確認して「あ、もう時間過ぎてるから終わります」とあっけなく笑顔で去って行ったソカベを見て、魔法が解けてしまったような気持ちになりました。。。
あー、本当に夢みたいだった。。。今回のようなステージがあるからRSRが大好きだ。
セトリ
・春の嵐
・愛ってやつを
・抱きしめられたい
・キラキラ!
・何もかもがうまくいかない日の歌
・ハルコROCK
・テレフォン・ラブ
・青春狂走曲
・満員電車は走る
・Imagine
・白い恋人
・ベティ
・サマー・ソルジャー
・おかえり
その後はレッドから聴こえる『I LOVE ME』に誘われて移動~。
MANNISH BOYS
<RED STAR FIELD>
昨日のライブで急遽?発表されたアクト。ステージ前に着くとドラムの中村達也と、アコギをかき鳴らす斉藤和義の2人だけのステージでした。
私が着いた時には『黒塗りのセダン』が始まってました。
斉藤和義がドラムと2人でやるのってメチャクチャカッコイイですよねー。そして達也とのコンビやっぱり良いな。。。
昨日に続いて『猿の惑星』もやって、その後鳴り響いたせっちゃんのカッティングにギャー!!と思わず叫んでしまった!踵だーー!!
『僕の踵はなかなか減らない』。いつもライブでやらないかなぁ・・・って期待するんですが、最近なかなか聴けなかったんですよね~。
最後の一爆発。いやー、予想外だった。
『ずっとウソだった』で終了。
セトリ
・I OVE ME
・黒塗りのセダン
・猿の惑星
・僕の踵はなかなか減らない
・ずっとウソだった
その後、自分がどうしていたのか記憶がほとんどないんですが、いつのまにか空が白み始めていました。
たしかコーヒー飲んだり、歯を磨いたりしてたような気がします。
サンステージでハナレグミが始まる頃にはすっかり朝に。
RSRの朝の風景って、何ともいえない寂しさがあって泣きそうになりますよね。ああもう本当に終わるんだなって。しかも、遠くからフィッシュマンズの『ずっと前』が聴こえてくるしさー。毎年サン横に朝方にフィッシュマンズ流してる出店?あるけど、切なくなりすぎるから危険だぜ。。。
ハナレグミが登場して、ステージ前で盛り上がる人たち、土手や通路で聴き入る人たち。みんな思い思いに2011年RSR最後の時間を楽しんでいました。
私の予定では、ハナレグミを聴きつつ「Good Bye・・・RSR☆」と感傷に浸って帰るつもりだったんですが、歩いては立ち止まり、歩いては立ち止まりを繰り返し、結局最後まで観てしまいました。
ハナレグミのライブ、朝に映えて凄く良かったなぁ。。。おおはた雄一と一緒にやった『くよくよするなよ』には思わず泣きそうになりましたよ。素敵だった!
今年のRSRを終了後もこんなに引きずってしまったのは、最後にハナレグミのあのステージを観たのせいかも知れないです。
セトリ(転載)
・PEOPLE GET READY
・音タイム
・あいのわ
・大安
・家族の風景
・くよくよするなよ
・光と影
・明日天気になれ
・オアシス
・オハナレゲエ
・あいのこども
まだ帰りたくない気持ちでいっぱいになりながら駐車場へ。
今回では初めて会場~駐車場を歩きました。開催中は時間がもったいないからすぐタクシー使っちゃうんですが、今年は最後ですからね。でもあっけないほどすぐ着いてしまった!
すぐ帰る気にもなれず、そのまま車で寝ました。
ちょっと仮眠するつもりが、目覚めたら11時半でした。普通に5時間は寝たw
駐車場が閉まるのが正午ということもあり、窓の外を見ると車はもうほとんど無くて、普通の草むらのようでした。
開催中の晴天が嘘のように雨も降っているし、何だか、今朝までの出来事が全て夢だったんじゃないか・・・としばし呆然としました。
駐車場を出て、未練たらしく会場横を通って帰るとちゃんと会場がまだ残っていました。
ああ、またあと一年待つのか。。。
私のRSRのテーマソング『白い夏と緑の自転車 赤い髪と黒いギター』を車でリピートしながら帰りました。
来年はまたRSRで白夏聴きたいー!!
帰りに来る時にも寄った商店にジュース買いに寄ったら、行きはみんな凄く愛想良かったのに、帰りは凄く冷たかった・・・RSR客の印象悪くしたヤツ誰だ~!
それにしても、その日の昼から夜にかけての雷雨が凄かったですね!これが一日ズレてたらとんでもなかったなぁ。