ウコンの種類*糸状菌醗酵ウコン茶
ウコンの種類*糸状菌醗酵ウコン茶
ウコンには多くの種類がありますが、日本で栽培されているものは、ウコン、キョウオウ、ガジュツの三種類が代表的です。簡単な見分け方は花を調べることです。つまり、春にピンクの花をつけるのがキョウオウとガジュツ、そして夏からあきにかけて白い花をつけるのがウコンというわけです。またガジュツの花の中には、先端が丸くなっており、わずかに紫がかった色をしているという特徴があります。こうした花の咲く時期の違いから、最近ではキョウオウを一般的に春ウコンと呼び、それと区別するためにウコンを秋ウコンと呼ぶことが多いようです。代表的な3種の中でも最も多くのクルクミンを含むのが秋ウコンで、特に注目されています。
種 類 開花期 花の色 利用
春ウコン(キョウオウ) 春 ピンク 保健・薬用
秋ウコン(ウコン) 秋 白 保健・薬用
紫ウコン(ガジュツ) 春 ピンク 保健・薬用
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ウコンのリバイバル*糸状菌醗酵ウコン茶
ウコンのリバイバル*糸状菌醗酵ウコン茶
江戸時代中期の1713年に発売された寺島良安の『和漢三才図会』は我が国最初の図説百科事典ですが、その中にウコンも見られます。1771年に田村藍水が著した『琉球産物志』にも紹介されていますがこれは藍水が薩摩藩主の島津重豪から送られた植物標本千余種を資料としての労作です。藍水以降、その弟子であった平賀源内を含めて、江戸時代後期にかけて優れた本草学者が各藩に輩出していますが、ウコンについても盛んに研究がなされました。ところが、明治以降では、ウコンの存在が急速に忘れ去られていきました。我が国の医学が西洋医学を中心とする体制に切り替わったからです。そして現在、再びウコンが現代の薬草としてよみがえってきました。1950年代に入ると、沖縄の多和田真淳が『鬱金考』という論文を書いたことに端を発しウコンの素晴らしさが改めて評価し直されてきました。また、近年になって海外の著名な大学や研究者によってウコンの持つ多くのはたらきが科学的に実証されました。それに伴い日本の研究機関でもウコンの素晴らしい作用が解明されてきています。
そして、現在、バイオの技術を通して糸状菌醗酵ウコン茶として甦ったのです。
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ウコンは明治維新の立て役者*糸状菌醗酵ウコン茶
ウコンは明治維新の立て役者*糸状菌醗酵ウコン茶
江戸時代中期に書かれた『和漢三才図絵』という本には「ウコンはかつてシャムから多く来たが、いまは琉球から多く運ばれる」とあります。琉球王府は経済打開策としてウコンを専売品にしようとしました。そして1646年からウコンの専売が始まりました。その結果、琉球でのウコン耕作面積が広がり、その勢いは食用作物の栽培を脅かし、王府もウコンの栽培面積を制限したほどです。沖縄では当時すでにウコンが地場産業になっていました。そのころ沖縄は琉球王朝でしたが、砂糖とともにウコンに専売制を敷いて、貴重な輸出資源としていたようです。しかし、それに目をつけた薩摩藩が琉球を支配下におき1815年にウコンを専売制度としました。薩摩藩はウコンの栽培を琉球だけとし、年間の生産量を3万斤と指定しました。そして当時の最大の商業都市だった堺や江戸に運んで莫大な利益を得ました。その経済力が、やがて明治維新の原動力になったといわれています。それほど当時の日本人はウコンを貴重な生薬として重宝していました。
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