『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』のBlu-rayが発売されるようです。意外に遅かったですね。
たった12話を2商品(以上)に分けて発売するのは昨今のテレビアニメでは珍しくないっぽいようですが、それはさておき、ちょっと謎にしか思えないところがあり…。
各巻はそれぞれ、
・Blu-ray(19800円) ←ド強気な…
・DVD(6600円)
・ディスクレスパッケージ(8800円)
という3形態で発売されるようで、この中で目を引くのはディスクレスパッケージという聞き慣れない言葉。
商品説明を一読したところ、”従来のBlu-ray商品と異なり、本編映像や特典映像・音声が収録されているBlu-ray及びCDのディスクを除いた商品になります”との事。
…???
意味が分からなさすぎて一読どころか、二読三読しても何が何だか…。
Blu-ray版の商品内容は、
・ブックレット
・画コンテ集
・ドラマCD
・キャストトークを収録した特典ディスク
そしてディスクレスパッケージの方はというと、
・ブックレット
・画コンテ集
・キャストトークをネットで見れるシリアルコード(1年間限定)
との事。
記載されている文言だけを信じれば、要はBlu-ray版の特典だけを販売するものらしいです。一般的に分売不可とされているものを売っちゃう感じ?
”ディスクレスパッケージ”なんてスカした言い回しで先駆者を気取ってないで、ストレートにそう書けばいいのに。
初めて見た時は昨今のゲームで言うところのダウンロード版、ディスクはないからPCやスマホでダウンロードした上で本編を見てねという商品だと思っていましたが、そんなお優しいものではないようです。
まぁ世の中には、映像特典は見たいけど本編はどうでもいいという人もいるかもしれませんから、こういう売り方に走るのもアリかもしれません。
そんな人たちの多くは出演者=声優のファンなんでしょうが、声優ファンはアニメファンから派生した人種みたいなものだから、本編が要らないなんて人がいるんかいな?
逆に本編にしか興味なく、特典はどっちでもいいと感じる人の方が遥かに多いんじゃない?
けど、本編の収録のみで価格を抑えた、いわゆる通常版のBlu-ray版は発売しない。
もうね、近年のバンダイという会社の客の要望をいちいち逆手に取るような嫌らしい売り方はさすがですよ。
Blu-ray版orディスクなし版で収録されている特典の内容が異なる、という鬼畜商法に走る日も遠くなさそう?
それ以前に、値段を見て脱落する人はもっと多いだろうな…。
ここで思うのは、いくらBlu-rayの特典だからって、ディスクがないのに商品ジャンルをBlu-ray&DVDにしてもいいのかね?と。
シリアルコードの有効期間を過ぎればブックレットと絵コンテ集だけなんだし、こっちは最初から書籍にジャンルする方が正確じゃない?
もし俺ッチが買うとしたらの話をすれば、Blu-ray版を選んだ上で特典は転売します。
たった4話しか収録されていない映像ソフトが約2万円(X3)なんてボッたくりにしか思わないし、それでも買うのなら少しでもお金を浮かせたいじゃない(笑)?
抱き合わせ商品の要らない方を、お金を出してでも欲しい人がいるなら譲る。これこそが正しい転売の在り方じゃないかな。
まぁ、メーカー直販サイトで買う人には関係のない話です。