写真集を買う気が失せるのは… | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

先日、こんな写真集を買ったんですね。

ようやく写真集も発売され、芸名が変わる前から気になっていた身としては、応援の意味も含めてしっかり買いました。

可愛く撮れているのはもちろん、そそそんなに見せちゃう?という驚きもあり、高めの割にページ数が少ないながらも、内容としては満足できるものでした。

 

…が、それを取り巻く売り方がスゲー頭に来る話で…。

 

俺ッチが買ったのは、もちろんのごとく紙の写真集です。

昨今の風潮よろしくデジタル版も同時発売されたんですが、こちらは紙写真集に20数ページも追加されているんだとか。

――これさ、ナメんじゃねぇぞと。

媒体は違えど、同じ値段だったらページが多い方がいいに決まってるだろ!

多くの出版社は口を揃えて紙の本が売れない売れないと嘆いているようですが、こんな調子でデジタル版を優遇してりゃ当たり前だろうと。

これを知って、デジタル版を買うために紙版をキャンセルした人だっているだろうに、二度と愚痴るなバカ。

ちょっと気取った我が強いカメラマンによる写真集よろしく、追加されるのが風景写真ばっかなら胸がすくんだけど(笑)。

 

写真集の未公開ショットを安っぽく公開するのも、少々モヤッとします。

特にファースト写真集が発売されるとなれば、できる限りの事をやろうと意気込む人が多いと思います。

それ故、形になった写真集とは全てを出し切った結果でもあるんですよ。

それが未公開ショットとかうそぶいて後からチマチマ公開されれば、未公開=没になった写真の方が良いじゃん?と思わせるものもあるでしょうし、その時点で先の写真集の価値はガタ落ちです。

値段に差を付ける事はあっても、紙版orデジタル版で内容に差を付けるのはスゲー理不尽に思えます。

 

「私の思いを詰め込んだ写真集ができました!」

「おめでとう! でも、それ以外に色々と後出しするんでしょ?」

こんな現実、あまりにも夢がなさすぎるじゃないですか(笑)。

応援になるのなら少々高くても買う気にもなりますが、こういう阿漕な真似をされると一気にシラケるよね。

 

そういう意味では、高くても2000円台半ばでページも多め(しかも長めのインタビュー付き)、そしてデジタル版が存在しない坂道系アイドルの個人写真集こそが真摯で良心的な売り方です。こうでなきゃ。

少なくとも、「何だよ、こっちを買っとけば良かった!」という不満は絶対に出ないでしょ?