観てます、『ポニーテールはふり向かない』 | Joon's blog

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どんな傑作にも100点を、どんな駄作でも0点を与えないのが信念です

2025年の夏ドラは数あれど、ズバ抜けて面白い『ポニふり』。

一度観始めようものなら、スマホの通知音が鳴ろうが尿意を催そうが完全無視、ひたすら画面に釘付け状態になるほどに夢中になって観ています。

…が!

先日の台風の影響による受信障害で、20分くらいしか録画できていなかった…。BSはこれが最大最悪の弱点なんだよねぇ。

…おい台風、朝はこっち来んな!

 

――というわけで7話は見損ねましたが、現在8話まで観終えました。

この7話は、初めてミッキーのバンドに正式加入するメンバー=令子が(唐突に)現れる回だったのによぅ…!

ミッキーがスカウトしたい人たちは音楽に対して熱い情熱を持っているけど、それができずに苦しみ、もがくばかり。

そんな人たちの心を解放してやるのがミッキーの役目なんですよね。

 閉ざされた心 心の扉
 もう一度 信じて開く My heart
 うなだれてないで 賭けるものはあるはず
 生まれ変わる勇気あれば
 Never say good-bye 走り出すのよ

オープニング曲『NEVER SAY GOOD-BYE』のAメロの歌詞、これが絶妙なまでに的確でね。ミッキーのバンドに加わるであろうキャラには、総じてこの歌詞がカッチリ当てはまります。

“主題歌”とは、かくあるべし!

 

大映ドラマのストーリーと言えば、親が誰なんだ問題→この人が私の姉さんっ?ってのが王道ですが、本作もその例に漏れていません。必ずやるんだなと(笑)。

でもまぁ……そのおかげで、ゆきこ=榎田路子さんの出番が増えるなら、まぁいっか!

 

そして意地悪で嫌味な奴ほど光り輝くのが大映ドラマの面白さ。

本作でそれを担当するのは、もちろん名倉邦夫。

当人たちの前でサラッと秘密をバラしたり、それを知った事でモメてるのを半笑いで見ているというクズっぷりが最高です。いつになったらこの人の長所が描かれるんだろうと(笑)。

刺身と女は活きが良いのが好きなだけでなく、他人の嫌がる事も大好きでやりたい放題の邦夫ですが、何故かフロンティアのマスター=小野に秘密を握られているってのが気になりますね。

『スクール☆ウォーズ』は何人かの脚本家がいて、自分が担当する回では個性を出しまくった挙句、次の回を担当する人が辻褄合わせに頭を抱えるという、密かなムチャ振り大会があったようですが(笑)本作も似たようなもので、この時点では邦夫の秘密に関して誰も何も考えてなかったんだろうな…。

 

どうでもいい話ながら、横浜を”ハマ”とはよく聞くけど、横須賀を”スカ”と呼ぶのは初めて聞いた…。