ディープな所で話題になっている(チト旬は過ぎてるけど)、山田化学の『連結ディスプレイベース』を買いました。
130mm前後のロボットプラモに向けた、格納庫をイメージした飾り台です。
何が話題になってたのかと言えば、いわゆる100均で扱われている商品、つまり110円という値段でここまでのクオリティの物が買えるというのが、ちょっとした驚きだったようです。
そんな話題で盛り上がっているのは、2個3個どころか10個以上買っただの、お店に売ってるのを買い占めてきただのとハシャいでる連中ばかり。
まぁ、自分の他にも欲しい人がいるという想像ができないオモチャバカのモラルなんてそんなもんだよね。これがガンプラにすり替えた話だったら青筋立てて怒り狂うだろうに。
で、組み立ててみました。
おお、確かに110円の割には上出来じゃないですか。
背面のパネルやトラス状の支柱、材料節減=ローコストを実現するための肉抜きのデザインも、なかなかセンスがいい。
欲を言えば、もう10mmほど横幅があると、もう少しゆとりをもって置けるんだがなぁ。
110円という価格で頑張っているので、
昨今のプラモデルでは見れないような、こういうド派手なヒケは見逃してあげましょう(笑)。
個人的にツボだったのが、
床面パーツにある階段。
ロボットが置いてあるだけでなく、人間が作業をする場である事を想起させる小さな演出です。
RGに付属していたフィギュアと対比するに、想定スケールは1/144でしょうかね?
どうでもいい情報として、本品の素材はポリスチレンだそうです。
製品の体積もまぁまぁあるし、ちょっと削ってみた感じもABSっぽく思えたんですが…。
クレオスのセメントを使ってプラモのランナーのカスを接着したところ、キチンと固定できたので、一般的なプラモと同等に扱っても問題なさそうです。
これでMADE IN JAPANってんだから驚けるというか、安価でもやろうと思えばこの程度のプラモは作れるんだから、色々考えさせられます。
前にも少し綴ったけど、例えばロボダッチのような子供に向けたプラモコンテンツは、こういうメーカーにお願いしたいところです。