『巨神ゴーグ』のBlu-rayを買いました。
もちろん字幕OFF可能、DESCOTEKレーベルには大安心&大感謝!
近作ならともかく、3~40年以上も前の作品であっても字幕をが強制表示させるSentai Filmworksは早々に砕け散れ!
安彦良和さんのアニメ人生における黄金期は80年代。
そんな安彦さんの画力を堪能できる映画と言えば『機動戦士ガンダムⅢ めぐりあい宇宙編』(あえて前2作は除外)『クラッシャージョウ』『アリオン』ですが、そこに特別枠として加えて欲しいのが、この『巨神ゴーグ』です。
支持する人は圧倒的に少ないけど、安っさんには『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』じゃなく、こっちをコミカライズして欲しかったんだよ。
そんな日本アニメ史の遺産(?)として、モノとして買っておきたかったものの、『~ゴーグ』は常に高くて手が出せずにいましたが、4ケタで新品として買える日が来るんだから生きているものじゃよ。
国内版はディスク4枚組なのに対し、こちらは2枚。
でありながら、上には上があるんだろうけど、画質は十分以上に思えます。国内版と比較しているサイトとかあるのかな?
付録の類はあればあったでいいけど、いい歳になればその辺に興味も失せ、本編さえ楽しめればいいやという発想からコレを買いました。安いは正義!
スリーブの裏はオウストラル島の1枚絵。
本編でも地図を基にしてお話が展開されますからね、これは地味に粋な配慮!
…で、手始めに1~2話くらい見ようかなと思っていましたが、面白くって5話までイッキに見ちゃったよね。
1&2話はアメリカ東部→西部が舞台になってるからそう見えるのかもしんないけど、ハリウッド映画的なスリルのあるシーンが多いのが驚きです。昭和アニメという事で少々ナメてかかっていたけど、これは嬉しい誤算。
由宇とゴーグのファーストコンタクトに時間を掛けているのは好きです。言葉もなく、ただ目と目だけで交感し合えるのがいいんですよ。別名、10秒飛ばしを大正義と主張する連中には耐えられないやつ。
キャストに関しても、令和の今なら超ベテランになってる方々が多々出演。
特に、ロッドを演じる池田秀一さんはどんな役を演じても「あっ、シャアの声の人だ!」と言われる事が多いですが(洋画の吹き替えを見るとそうでもない事が分かるけど)、明らかにシャアとは違う役作りをしているのが分かります。ロッドのような、ちょいワル系の青臭い若造も似合うんですよね。
…にしても、船長がジンネマンにしか見えなくてなぁ…(笑)。
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…おっと、↑は国内版なので、出費を抑えたい人は海外版が出回るのを待とう!