観た、『コマンド―』~その3~ | Joon's blog

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休日のノルマとして映画は観たいけど、あんまり長いのは気が乗らないなーという時にもってこいな作品と言えば『コマンド―』でしょう。

無駄な時間を極限まで削ぎ落とした結果か、91分という短さが潔いんです。

退屈で悠長なシーンが皆無に等しいのは、まさに娯楽作の手本ですよ。

 

今回の鑑賞で気付いたのは、ジェニーってメイトリックスの本当の娘じゃないんじゃない?と。

現役だった頃のメイトリックスが、どっかの戦地で被災に遭ったジェニーを引き取った、みたいな。オープニングで見せる、まるでカレカノのようなイチャつきっぷり(笑)は親を失った反動なのかなと。

二人が母親の話を一切しない点も、その裏付けに思えます。

 

ラスト、帰ってきたメイトリックスとシンディを迎えるシーンは、まるで夫婦と子供のように見える→後に3人で暮らす姿を想像しがちですが、初登場シーンにおける電話の会話からして、そういえばシンディには恋人らしき人がいるんだよね。

エンディング後のメイトリックスとシンディは友人関係に留まるのかな?

 

モーテルのシーンで、メイトリックスはクックに銃口を向けられても平然としていますが、クックが使っていたのはリボルバー式の拳銃で、この時には既に6発を使い切っていた事に気付いていたからこそなんですよね。余談ながら、あれだけデカい発砲音がしているのに逃げる準備をしない隣室のカップルの胆力もなかなかですね。よっぽど溜まってたんだろうなと(笑)。

ロケットランチャーに関しても、敵地に乗り込んだメイトリックスが2発撃ってランチャーごと捨てるのは、先にシンディが2発使っていたからなんでしょう。逆を言えば、たった2発のためにあんな重そうなのを持って行ってたのかメイトリックスよ(彼にとっては、さして重いと感じるものでもないんでしょう)。

…といった具合に、銃火器の弾数にこだわっているのは芸が細かいですね。どこまで計算していたかは怪しいけど(笑)。

 

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Blu-ray版には2種類の吹替版が収録されていて、玄田哲章さんと屋良有作さんがそれぞれアーノルド・シュワルツェネッガーさんの吹き替えを担当している事から、便宜的に玄田verや屋良verと呼ばれているようです。

そして(変な)人気があるのは玄田verのようですが、個人的には屋良verにおけるシンディ役の小山茉美さんやサリー役の鈴置洋孝さんが好きなんですよね。